_
【事例:東京証券取引所】テロ予告で業務継続計画の不備が発覚,現場主導+訓練で実効性を向上
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/NC/JIREI/20050320/157711/
緊急時対応計画。使われることなく、終わってしまうのであれば、これ以上の幸せはない。でも、持っていなければならない、作っておかなければならない、訓練しておかなければならない現実。飛行機の乗務員は、訓練の数割を非常時対応の訓練に割くという。
我々の業務はどうだろうか。何をするべきで、何をする必要がないのか。業務を続けるかどうかの判断ポイントは存在するのか。考えるべき点はきわめて多い。システムは継続されるもの、システムは止まらないもの、システムは・・・と考えてしまっている常識が覆されるのが、なんといっても非常時。だからこそ、逆転の発想、割り切りの発想で人を待避させる、システムを止める、復旧までの期間を決めてしまう、というのは参考になる。非常時では、という前提を置いた上で、システム屋の発想としてこれから必要になってくるのだろう。
_
『PowerBook』を傾けて『iTunes』やゲームを操作
NewWindow
http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050323301.html
だから、そういう動きで入力するのはやめませんか。電車で使われると大変迷惑です。電波は見えないけど、動きは見えますからね。やめましょう。マナーモードを使ってください。
_
レノボ、「ThinkPad」のブランド名を変更へ
NewWindow
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20081486,00.htm?tag=nl
ドラえもんは、なぜドラえもんなのか。キャタピラは、なぜキャタピラなのか。金平糖はなぜ金平糖なのか。ThinkPadはなぜThinkPadなのか。まぁ、そんなことを考えることもないのだけど、名前が変わること、そして会社が変わること。避けられない事実だとは思うが、定着しているイメージを変えることは、一歩間違うと、イメージダウンになりかねない。ThinkPadは名機。イメージ戦略は大切に。
_
口座情報,手元に置きますか? 人に預けますか?
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050318/157658/
非接触機能を持っている携帯電話がある。非接触だから、そこにカードリーダを近づけてしまうと、中に入っている電子マネーが盗まれるかもしれない。それが満員電車の中だったら、全く気づかれないうちに現金が抜かれてしまうかもしれない。非接触という利便性が生み出す、新しいリスク。
口座情報のアグリゲーション。確かにこれまでとは異なって、一目瞭然とはまさにこのこと。便利なことこの上ない。だけど、一カ所にあつまった自分の資金情報。盗まれると大変なことになる。利便性が生み出す、新しいリスク。リスクを積極的に考えることが必要、といわれても、いざ何か起こるとその脅威だけがことさらに強調されるのも事実。技術だけで解決できるものではなく、とはいえ作業環境を厳しくすることで人的リスクが回避されるものでもない(むしろ、作業効率が落ちる、というリスクが発生してしまう)。
そのリスクが現実のものになっていない今だからこそ、ちゃんと理解した上で利用する、という賢いユーザが求められているのかも。
_
無料 Web メールサービスを巡る競争激化
NewWindow
http://japan.internet.com/busnews/20050325/10.html
釣った魚にえさはやらない、という。囲い込んでしまえば、それ以上の便宜を図る必要はない、ということなのかもしれないが、どうもそうはいかなくなってきた。言葉を借りて言えば、釣った魚も逃げることがあると言うことなのだろう。フリスクのコマーシャルみたいに。
だから、釣った魚にもえさをやり、逃げないよう、死なないように飼い殺しにする。言葉は行き過ぎているのを承知の上で言えば、きっとこんな感じの表現になるのだろう。メールボックスをどれくらいにするのだろうか。Webエリアをどれくらいにすればいいのか。無制限といいたそうな気配も感じる。が、2:8の法則に従えば、おそらく(サービス提供側からみて)無節操なユーザがパンクさせるかもしれないという不安。それを打ち消そうとしていて、それでいてエサになるサービスを見つけること。難しいだろうことはわかるのだが、ユーザにとってどれほどメリットになるのか。
この疑問は、普通なら出てこない。なぜなら、ユーザにとっては「エサ」なのだから。でも、今だからこそ気になることがある。それは、この「エサ」が体力消耗戦にしかみえないから。つまり、勝者は、勝ちが決まった段階で、エサを絞り込む。それも、ユーザが気がつかないようにするか、ユーザががっちり浸潤して逃げられなくなった状態で。これはユーザにとって、かなり不幸に見える。
問題は敗者だ。今度は、これまでのエサどころか、基盤までなくなってしまう。移行できるようにするツールが出てくるとも考えにくい(だって敗者だもん)。勝者に吸収されるのであれば幸せかもしれないが、サービス停止に追い込まれると、誰にとっても不幸でしかない。
勝ち組になりたいのは誰しも同じ。負け組なったときのユーザビリティまで考えろとは言わないが、負けが決まった段階で、ユーザのことを考えないといけない。ビジネスの跡を濁さない、そんなこともこれからは必要なことかもしれない。
_
東京三菱、Blog で新規契約獲得を狙う
NewWindow
http://japan.internet.com/finanews/20050329/5.html
ブログを使えば集客できるというわけでもない。でも、なんとなくブログが人の目を引きつける。それは、凝った演出でもなく、そこにいる人の姿が、生で見られるということなのだろう。そして、UpdatePingを打って、トラックバックをもらえれば、確かにWebのWebたる本質が見えてくる。玉石取り混ぜた反響が帰ってくる。そこに対して、どう答えるのか。人の姿が見える、そして開発者の姿が見えるところに、どうやって反論を書いていくのか、というところも不謹慎ながら興味がある。
ブログを使ったプロモーションには、もう一つの意味がある。それは、開発者が(ある程度)自由に発言できること。これまで見えなかった開発者の視点が、利用者にとってどんな風に映るのか。それは、最初に知っておきたいことなのだけど、最後にならないとわからない、という矛盾を抱えた最後の試験。そう考えると、ブログを使ったプロモーションは、間違いなくすべての開発者を不安に陥れる。その分だけ、成功した時の喜びが大きいのだろう。たぶん。
_
電話の発信者番号は偽装できる?
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNW/NETHOT/20050325/158003/
確かに、偽装自体は難しくないし、「保証」することの難易度からいえば、現状の仕様は間違っていない。ちなみに、送信されるデータを「保証」するということは、「それを検証して、間違いなく送り返す」ことを指すのだけど。保証していない電文を信用するかどうかは、事業者にかかっている。でも、事業者も手間暇かけて調べていたのでは、時間がかかってしょうがない。被害が発生するその前に、何ができるのか。そして、国際電話という事業者の手の届かない領域を、どうやって「保証」できるようにするのか。
アナログな世界であれ、デジタルな世界であれ、番号を押せばすぐにつながるのが電話。その仕組みを、もっと根本から考えてみるいい機会になるのかもね。
メールはこちらへ...[sugaken (sugaken @(at) sugaken .(dot) com)]
この日記は、GNSを使用して作成されています。