人間が小さいな、と思う。人間の幅が狭いな、と思う。

　それは、そんなに難しいことではなくて、ほんの些細なできごと。会社帰り、今日はちょっとリッチに外食（といってもジャンクフード）、と思っていたら、牛丼屋はすぐに食えそうもないくらい混んでいた。あきらめて、家で食おうと、隣の揚げ物屋でテイクアウトしようかな、と思って並んでいた。こっちはすぐに買える。ようやくオレの番。電車から降りた客も一通りいなくなり、オレぐらいしかいない。何を買おうかと悩んでいたら、隣から割り込んできた、おばちゃん。悩んでいるらしい。

　店員がオレに注文を聞く。そして、注文しようとした瞬間、おばちゃんがいきなり注文を言い始めた。店員はそのおばちゃんのオーダを聞きはじめた。オレは、並んだあげくに、おばちゃんに割り込まれた。店員も、順番だとも言わずに、おばちゃんのオーダを聞いてしまった。

　オレは、ムッとした。次の瞬間、オレは何も言わずに立ち去った。こういう簡単なルールすら守れない連中と話をするのもイヤだったし、そいつらに負けて揚げ物を買うことも、自分に負けた気がしてイヤだった。もちろん、自分に負けると思う時点で、人間の幅が狭いな、と、ちょっとだけ後悔することも覚悟した。その上で、オレは何も買わずに、何も言わずに、店を出た。

　人間の幅が、ちゃんと測定できるのだとしたら、オレの幅は狭そうだ。というか、測定できるかどうかも疑問だ。さすが、人間の（略）。

　眠い。何をどうしても眠い。睡眠不足なんだろうか。仕事は以前に比べれば十分な余裕度を持ってるし、睡眠時間も変わらない。でも、電車に乗ると眠くなる。仕事をすると眠くなる。ダメダメです（(C)杉本るみ）。

　オレに、なんかあったんだろうか。

　気がついた方もいるだろうが、日本語の文章では、段落は1文字下げて書き始めるという規則があるのに、Webやメールではそれが守られていないという指摘があった。なるほど。そういわれてみればそうだ。単純なことでは省略することも許されると思うが、日本語の文章作法が守られていないことは、たとえブログといえども深刻な問題かもしれない。 　ということで、下げている理由は「正しい日本語」を書くため、なのでした。

　吉田戦車の「伝染るんです」に、「今年ももう20%ほど先に終わりだ」というマンガがあるが、まさにそんな感じ。明日が金曜日というのが、何となく時間の進行が遅いような気がする。いかん、明日はおきられるかどうか。

　いやー、これだけ凝ってる人は珍しいですねー＠近所の整体。

　ほめられてないか。

　電車で眠ってしまった。で、カーブにさしかかったのだろう、後頭部をガラスに打ち付けてしまった。ガツン。痛さではなく、音に驚いて目が覚めた。周りの目を集めてしまった。