スピッツの「正夢」を注文しようとした。が、amazonでは1枚だけでは配送料がかかってしまう。CD1枚でも無料の配送はないだろうか、と探してみた。7dreamでは、店舗受け取りは無料だった。しかーし、うちの近くにセブンイレブンはない(会社のそばならあるのだが)。ヤマト運輸のブックサービスは、クレジットカード払いの場合は無料となる。TSUTAYAは、配送だと399円、店で受け取ると210円かかる。つまり、CD1枚、配送料なしで家まで届けてもらうには、ブックサービスでクレジットカード払いにするしかない(少なくとも自分で調べた限りは)。
ネットでMP3やら、または別の形式を手に入れることを考えてみる。決済金額が少額ということはあっても、配送ということは考えなくてよい。配送することを考えるビジネスではない(むしろ、著作権を守る方にウエイトが置かれたビジネスであると言っていい)。
たかがCD1枚、でも、それを届けることに料金がかかることを考えると、ネット配信は一つの形態かもしれない。では、店で買うときに配送料がかからないのは、いったいなぜだろう?店で注文するときには、決して配送料はかからない。とすると、売り上げから配送料が取られていることになる。それが数百枚単位になるのか、1枚でもかかってしまうのか、という問題はあるが、いったいどうなっているんだろう?(近所のCDショップで予約してもいいのだが、営業時間中に店に行けないという問題点があったりする)。
本とCDはネットで買う時代、と言われて久しいのかもしれないが、配送料という新たなるビジネスが生まれているのかもしれない。
会社でこんな話(というかメール)を目にした。つまり、性能とか信頼性といった指標値としてアクセシビリティを考えると、そこには「優しさ」「気遣い」といった観点はあまり必要ないのではないか、という意見である。なるほど。アクセシビリティをデッドリンクの数とか、HTMLLINTの点数といった画一的な数値で表記することができれば、確かにその表現は成立するのだろう。
その意見にはきわめて賛成できる。そこに優しさを求めて、一体どうなるのか。ユーザの求めるモノを作れないまま、優しさを追求してどうなるのか(逆に、お客様にレスポンスタイムや故障率と同じように「優しさ」という観点があることを納得してもらって、お金をもらうということも考えられるが)。モノが作れることを優先しないで、優しさという観点を重点に置くことには違和感を覚える。だから、そこにパワーをかけすぎることには反感を覚える。バリアフリーに重点を置きすぎた家は、本当に使えるのだろうか(壁と床が見分けられるように補色になっている家はわかりやすいのか?)。ある程度のパワーをかければいいのではないか。
アクセシビリティが「新しもの好き」な人向けの指標から、標準の指標になるには、もう少し時間がかかりそうだ。
メールはこちらへ...[sugaken (sugaken @(at) sugaken .(dot) com)]
この日記は、GNSを使用して作成されています。