昨日、横浜の駅で電車を待っていたら、「団体」列車が戸塚方向に走って行きました。乗っているのは修学旅行風の学生さん。その瞬間、高校野球の応援列車だとわかりました。ふと、高校の頃のことを思い出しました。
仙台の野球だけは強い高校(でも東北高校じゃない)で、高校2年生の夏、甲子園に応援に行きました。まだ阪神大震災の前年だったので、貸し切り電車で17時間。なんとまあ、大変でした。東北本線から武蔵野線を経由して東海道線へ。貸し切り列車の旅。
結果としてその年は2往復(!)したのですが、そのときの日本の(本州の)広さ、鉄道の長さ、そしてもちろん、勝ったときに大声で叫ぶ校歌・・・修学旅行よりも楽しかったし、校歌をあれだけ大声で歌ったのは、後にも先にも、おそらく甲子園だけでしょう。
野球をしていない人にとっても、高校野球はいい思い出です。
フラッシュメモリ型のデバイスにセキュリティ上の危険があることは、意外と以前から知られていたことだと思っていたのですが、どうもちがうようです。 以前から言われていたのは、証明書などの処理をするときに、検証用APがフラッシュメモリに存在しないと、当然のことながら、メモリからPC本体に転送されて検証されてしまうため、ダンプをとってしまえば中身が見えるというものでした。今回のこの記事は、ファイル持ち出しが簡単、確実、広範囲にできるようになっていることに対する危険性を指摘しています。
でも、それって「使い方」の問題だという気がします。包丁で殺人があったから、包丁は売るべきではないと言う理論は成立しないし、ひき逃げがあったから車は売らないという理論が成立しないのと同じように、持ち出す人のモラルがまず問われる問題です。機械的に持ち出しを防ぐ仕組みを焦って導入するのは反対です。モラルハザードが発生するだけで、技術的にいくらでもいじれるようにできるからです。
技術的な回避策はいくらでもあると思いますが、そんなことをしてると、モラルハザード自体が壊れてしまうような気がします。
住基カードが注目を集めています。でも、免許証もICカードになるみたいだし、(どうなったのか知りませんが)健康保険証もICカードになるという話を聞いています。
でも、市民団体が抗議しているなんて言う話は聞いてません。住基は4情報だけ。それ以外の情報は何をどうやっても登録されていないはず。でも、免許証は違反歴だとか本籍地もわかる。健康保険証になれば病歴もわかってしまう。そっちの方が個人情報として重要なのではないでしょうか。
抗議するならむしろそっちだと思うのですが、実現のめども立っていない(?)ものに抗議するほど、市民団体もヒマじゃないのかもしれません。
むしろ、住基は免許証や保険証に対する布石なのかもしれません。だとしたら、そのカード1枚で免許証とか保険証にも使えるようにしてくれると非常に助かるんですが、警察庁と総務省と厚生労働省と各都道府県、市町村のナワバリがすごそうです。
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