夏休みの予定はあるんですか、と聞かれました。いくつか、仙台にいる友人との飲み会が入っていますが、それ以外は何も入っていません。今まで、休みとなると「休みの時期にしかできない、何かしなければ」と、これでもかと出かけていました。
でも、ふと気がついたのです。夏休みなのだから、休めばいいのだ、と。何もしないことが休むことなら、何かしなければ、という考えはちょっと変だと気がついたのです。
今年の夏休みは、自分から入れた予定はありません。なにもしない、を実践するためです。そんな状況に自分が落ち着いていられるのか、不安です。なにかしていないと、落ち着かないのではないか、タバコの本数が増えるだけなんじゃないかと、不安を抱えて休みに突入するという矛盾を、半ば楽しんでいます。
日本人が客船に乗ってクルーズに出かけると、たいてい、何かしないと落ち着かないと言われます。「働きバチ」と言われた世代の、かなしき「パブロフのイヌ」状態なのかもしれません。いや、「盆暮れ以外に休みはない」という日本人の習性なのかもしれません。
明日の仙台の天気は「雨」、最高気温は21度。「なにもしない」には絶好の日和になりそうです。
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