アサヒ・コムにウイルスを仕掛けるコードが埋め込まれる事件があった。情報を伝えるマスメディアにとって、記事が正確であることはもちろん、その情報が正確に伝え割るように、安全に情報が入手できるようにする責任があることを忘れてはならない。
不正アクセスの結果であり、故意ではない、という声もある。ちょっと待ってほしい。不正アクセスを許してしまった以上、その責任があることを忘れてはならない。今こそ冷静にセキュリティを検討し、安全で正確な情報を入手するための冷静な議論が求められる。
今回の報道では、謙虚な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。ことの本質は不正アクセスを許してしまったことではなく、不正アクセスが24時間以上も放置され、個人情報が盗める状態にあったことだ。それを謝罪の郵便ですませるというのはいかがなものか。学生の就職支援であれば、学生の未来がかかっているのは明らかだ。
セキュリティが維持できないシステムは停止すべきだという意見もある。思い出してほしい。カカクコムが不正アクセスによりサイトを停止した。それと対照的に、運用しながら安全を確保する、というのは乱暴ではないか。学生の将来を決めるサイトで行われることだとすれば、再発するかもしれない。危険なにおいがする。
安全なサイトという信頼が崩れてしまった。私たち一人一人が、セキュリティの意識を高めなければ、その名前だけで安心して情報を入手することができなくなってしまった。それは利用者も望んでいないはず。この問題は波紋を広げそうだ。
以上、よく使われる単語を元に作り上げてみました。
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「アサヒ・コム」の広告サイトに不正アクセス,ウイルス感染させるコードが仕込まれる
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051020/223113/
つまり、ブラウザ戦争は、プラットフォームの戦争であった。つまり、ネットスケープとインターネットエクスプローラの対決だった。それは、主導権を握る戦いであり、自社に有利なコンテンツを増やすことを目的としていた。その証拠に、HTML3.2や2.0では、ブラウザ独自実装なんていうタグがあった。
そして時は流れた。問題なのは、ブラウザではなく、「それで何をするか」だということにユーザが気づいてきた。それは、ブラウザ戦争によって、ブラウザが高機能に進化してきた、皮肉な結果でもある。そして、ブラウザで何ができるのか、という一番の大きなポイントが、検索エンジンだろう。何を使っているかではなく、どんな情報を手に入れるのか、と言うことに本質が移ってきた。もともと、インターネットは、いろんな端末が集まっている場所であり、そのOSやブラウザといったものは、大した問題ではない(と言われてきたが、確かにGoogleが出てくるまでは、ブラウザは大きな問題だった)。
それで何をするのか。ブラウザは問題ではない。たしかに、言われてみればこの指摘は正しい。Web2.0という概念がわかったような気がする。
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「Web 2.0」を知っていますか?
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051020/223193/
確かに、ホットスポットになるのかな。でも、衛星携帯って、なんか高そう。通話料金もそうだけど。IP化すれば、もうちょっと変わるのかもしれないけど、それはパケットなのか、時間なのかという単価の課金方法で違いそうだ。是非とも、わかりやすい料金体系にしてほしいのと、大きな携帯にしないでくださいな。前にあった、あの「電磁波?なにそれ?」風のとんでもない端末ではなくて。
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「地球全部をホットスポットにする」第4世代通信衛星(上)
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20051027101.html
たしかにね。トラックバックでアダルトって多いもんね。ここでは、すべてのログを取得しているので、残念ながら同じドメインからの変なトラックバックはすべてお断りしてますし、場合によっては当該のプロバイダに連絡を取って、そいつを排除することにしていますが。
人の役に立つITであるべきで、人の迷惑になるITは、本来あってはいけないことだと思うのだけど、それは車が暴走族に使われるのと同じことで、実は産業が成熟してきた証、という言い方もできるかもしれないけれど、この業界は、まだ産業構造がいびつな気がする。
人のためになる。そんなITでありますように。
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ブログスパムの悪夢--「スプログ」でグーグルのBloggerが大混乱
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http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20089367,00.htm?tag=nl
ということで、コメントとトラックバックができるようになりました。.
宇宙まで行けるエレベータか。なるほど。発想はすばらしいと思う。でも、それって、嵐の中でもだいじょうぶなんだろうか。それから、落ちるときに備えて、ちゃんとパラシュートを付けてくださいね。じゃないと、なんか大変そう。
あ、メンテナンスって、ひょっとして宇宙服でやるのかな?
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第1回『宇宙エレベーター・コンテスト』開催
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20051026301.html
一見すると、「いいなぁ」と感じてしまうかもしれない。20%の時間を、自分のやりたいことに使っていい、と言われたら、きっとだれしもそう思うことだろう。でも、そこには、それだけの生産性を求められているという裏もあるのではないかと思ってしまう。
責任の伴う自由。それが本当に覚悟できる人じゃないと、実はgoogleに入るのは難しいのかも。
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「社員の創造性を発揮させることが成功のカギ」と米グーグルCEO
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051025/223459/
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「グーグルは世界最大の広告媒体」--シュミット会長が来日講演
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http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20089587,00.htm?tag=nl
あー、このパスポート、壊れてますね。見かけは問題ないんですけど、中が壊れているみたいですね。修理はできないので、再発行と言うことになりますね。
なーんていう時代が、もうすぐ来るのだろう。パスポートが、書類ではなく、電子ツールになってしまうのか。新しい世界かもしれないし、それが21世紀にふさわしい、と言うことかもしれないし、新しい脅威を生み出すかもしれない。でも、絶対に忘れてはいけないのは、それは「人」を証明するためのものであって、その重さは、物理的な重さよりももっと思いということ。
間違っても、電子化の波に、人のアイデンティティが失われることのありませんように。
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米国、2006年10月よりRFIDパスポートを発行へ--さっそくプライバシーを懸念する声も
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http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20089622,00.htm?tag=nl
言葉を発することができない通報、というのも存在する。たとえば、声が出せない現場(拉致されていたりとか、けがをしていたり)、騒々しい現場(工事現場とか、電車のホームとか)っていうのがあると考えると、確かに自動通知は必要かもしれない。
いたずら携帯の追求も、意外と簡単にできたりして。なるほど。
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携帯からの110番に居場所の自動通知が義務付けへ,再来年4月から
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051026/223556/
T部長、久しぶりに見ました。この人なら、なんかやってくれるかもしれない。そういう期待はあります。でも、放送側も、通信側も、既得権益があるから、できればそれを守りたいという思惑は間違いなく働くわけで、新しいビジネスを生み出そうということはなかなか考えないかもしれない。
T部長の新しい発想を、ちょっと期待してみたりして。
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「ダウンタウン松本のオリジナルコントを第2日本テレビで流す」,日テレの土屋事業部長
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051026/223528/
いい面も悪い面もある。だけど、前に進まなければ、きっと未来はない。それが両者に共通する答えなんだと思うのですが、この手の記事で気になるのは、「合意点がまったくない」ということなんですよね。つまり、合意点を明確にすると言うことは、両者の相違点を明確にすると言うことでもあるわけで、前に進めるためには、何が問題になっているのか、というところを明確にする責任が、両者にあるわけです。負の面、というのは確かに目立つ存在で、人目を引いてしまうのだけど、それがどういうことなのか、逆に足を引っ張ってしまう可能性があるということも、忘れないでほしいですね。
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注目集める『ウェブ2.0』、負の面を指摘する声も(上)
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20051102204.html
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注目集める『ウェブ2.0』、負の面を指摘する声も(下)
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20051104206.html
確かに、日本の人口はこれから減少するらしい。まぁ、子供が減っていれば、間違いなくそうなるのはわかるけど。そして、団塊の世代が退職するのだから、労働力を有効に使いましょう、と言うことなのでしょう。きっと。
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日本IBMが雇用制度を刷新、65歳まで勤務可能に
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http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/406251
1発目はしょうがない、とあきらめているところがアメリカらしいというか、何というか。でも、マシンガンみたいなので狙われたら、どうするんだろう。2発目も撃たれるんじゃないだろうか。
撃たれる前に撃ってくれるシステムが、次の目標なのかもしれないけれど、記事にもあるとおり、コンピュータが人間の判断を無視するようなことだけは、絶対にしないでくださいな。それは、コンピュータではなく、ロボットだからです。ロボット3原則、きっちり守ってください。
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敵の発砲位置を瞬時に特定する新技術、米軍がテスト中
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20051101301.html
普通の消火器販売員です。という感じ?つまり、最初のデータを見て、「どうでもいい」と判断していれば、その先に何があっても検知してくれないと言うことなんでしょう。なるほど。ということは、次の問題は、その「どうでもいいファイルヘッダ」が、システムに影響を与えるプログラムを含めない構造になっているかどうか、ということになるわけで、結局、それが脆弱性というのであれば、当然システムに影響のあるファイルが作成可能、と言うことなのでしょう。
では、なぜそれを「除外」したのか。おそらく理由はあると思うのですが、ワクチンベンダーは、当然のように対応を迫られるわけで、こればかりはワクチンデータの問題といえるかどうか。ソフト自体の改修が必要かもしれません。おつかれさまなことです。ウイルスを作ることにどういう生産性があるのか、オレにはわかりませんけどね。
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多数のウイルス対策ソフトにファイルの中身をチェックしない脆弱性
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051030/223725/
なんてことがいえなくなってくる世の中になりました。Web2.0の世界でも話題にはなるのだろうけど、それが誰であるか、と言うことを結果として求められる時代になってしまった。それは、これまで「それがなくても、十分機能していた」技術にも影響を与えてしまうことになった。一番端的な例は「ナンバーディスプレイ」かもしれない。名前を名乗れば、問題なかった時代から、かけてくる人が誰なのかを事前に検知しなければならなくなってしまった。
身分証明にならなかったことに歯がゆさを感じたこともあったけど、身分を証明しないと、メールが読まれなくなった時代になってしまった。そのうち、クライアント証明書がないと、googleも見られなくなる時代が来てしまうのだろうか?
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ヤフーが迷惑メールとフィッシング対策を強化,“判定基準”を厳しくするとともに送信ドメイン認証を拡張
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051031/223785/
ポータルとしての役割でもあり、でも個別に出かけていっても問題のないシステムが、インターネット(っていう言葉に抵抗があるのはオレだけか?)なのだとしたら、きっとgoogleは、百科事典の目次みたいな存在に違いない。つまり、目次はなくても本は読める。もっと乱暴な言い方をすれば、目次を読まなくても、本は読めるし、内容の理解にはなんの支障もない。でも、目次から探していくことで、情報は効率的に収集できるようになる。
今のネットで、仮に有益な情報が「それ単体」で存在していたとする。その存在単独では、何の意味もない。目次のない本でしかない。でも、googleという目次があれば、情報は有機的に結合して、効率的に情報が収集できるようになる。世界のすべての情報に目次ができるのはいつのことになるのか、オレにはわからないが、それでもネット上に散乱する情報に目次をつけてくれることは、半分はいいことだと思う。もう半分は、それが「目次に不適な情報」である場合の修正が容易ではないという問題ではあるのだけど。
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「情報の爆発は止まらない」--“20%ルール”で進化するグーグル
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http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20089923,00.htm?tag=nl
先生に作文を見せに行く感覚、かもしれませんな。誤字脱字を修正してくれるならまだしも、内容まで踏み込んで修正されると、結構ムッと来たりすることもありましたが、Atok先生は大丈夫です。内容はそのまま、誤字脱字をちゃんと修正してくれます。
もっとも、内容が悪かったら、どんなに文法的に正しくても意味はないんですけどね。
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ジャストシステム、一太郎の最新版は「提出前確認」が目玉
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051031/223797/
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この日記は、GNSを使用して作成されています。