恐竜は、おそらく速く走ることはできなかっただろうといわれる。メインフレームと一緒にしては失礼だが、小さいものを組み合わせた機動力と、それにかかるコスト(googleデータセンタについてここでとりあげたこともある)を比較すると、実は組み合わせるコストが意外と高いのかも。それは単にケーブルをつなぐ、という問題ではなく、組み合わせるときの並列処理や待ち合わせ処理といったミドルウエアで実現すべき機能が、高いのかもしれない。
すると、意外と恐竜ではなくて、「おおきいことはいいことだ」なのかも。
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息吹き返すメインフレーム、“恐竜”IBMの復活に慌てるライバルたち
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http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/373813
よく考えると、この手の話が記事になるということは、意外と悩んでいる人が多いと言うことなのか、それとも、少数派を見せているだけなのか。技術が複雑になってしまい、それでもパッケージ製品で実現できることが広がってしまい、ネットはインフラになってしまい、収拾がつかなくなっている、この業界の今を、忠実に表しているのかも。
では、オレに何ができるのか、そしてどんなキャリアパスを描けばいいのか、と聞かれると、今の仕事をする以上のことはなにもないのだが。ひょっとして、それが問題なのか?
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みんな将来に悩んでる
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050509/160473/
だれも来なかったのか。しょうがないなぁ。次回は参加します。将来のオレが。もちろん、タイムマシンができたときに生きていれば、なのですが。たぶん大丈夫です。
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MITで『タイムトラベラー会議』開催
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050510206.html
それはダウンじゃないでしょう。DNSで単に[google.com]が他のサイトのIPアドレスに変更されただけで、サーバがダウンしたわけじゃない。サーバがダウンすれば、接続ができなくなるだけだから(運がよければ、Server Too Busyというメッセージが見られるが、本当に忙しいときはつながらない)。
事実をちゃんと伝えてください。
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グーグルサイトが一時ダウン--DNS関連の問題で
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http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20083332,00.htm?tag=nl
日本の首相のアドレスがわかる、といわれたら、どれくらいの人がクリックするんでしょう。おそらく「いや、使ってないでしょ」と思って、クリックしないのが普通だったりしないかと思うのですが。そして、イギリスの人々は、首相のアドレスを知って、どうしようというのでしょう。なにかメッセージを送るんでしょうか。よっぽどグッとくることを書かない限り、あんまり意味がないと思うのですが。ウイルスでも送りつけて、秘密な情報でも手に入れることができれば、別なのかもしれませんが。
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英首相の電子メール・アドレスを“餌”にするトロイの木馬,英Sophosが警告
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20050509/160464/
おもしろいですな。道路の124万キロ(ってそんなにあることが驚きではあるが)に対して、光ファイバが80万キロ。ということは、道路距離の半分以上は達していると言うこと。もっとも、道路は束ねると1本だが、ファイバ線は束ねても1本にならないという数字の罠はあると思うが。安全面は、間違いなくフィッシングとか、振り込め詐欺の送信元ホストに使われるようなものがあると言うことだろう。
ということは、全面的に自ホスト以外の25番を塞げば安全なのか。携帯の送信者認証を行えば、本当に安全なのか。安全の考え方にも基準はあると思うが、外国(のホスト)からやってくるSPAMの数を考えると、なかなかどうして、日本だけが安全に課題があるという気はしない(ひょっとしたら、SPAMは安全性の基準に含まれていないのかもしれない)。SPAM送信元ホストの所属する国を調べれば、ちょっと傾向は変わると思うが、借りている人の国籍がそことは限らない(だって、ここだってcomとかnetだもん)から、なかなか難しいのかもしれない。
世界に誇る日本の技術で、世界一安全で安くて高速なネットワーク、つくれないかな。普段の仕事からちょっと離れて、そんなことを考えてみる、寒い雨の夜。
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日本の情報通信インフラは世界一、ただし安全面に課題
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http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20083444,00.htm?tag=nl
鍵として利用すること、そして「鍵」以上のものが入っていないこと。そう考えると、USBであることに本当に意味があるのかどうか。ネット上ではIDが利用されているわけで、IDをハードウエアにすることに意味があるのかどうか。そう考える人も少なくないはずだ。でも、この商品が出てきた理由を考えてほしい。そこには、間違いなく家にあるようなものと同じ「鍵」の意味を持たせたはずだ。つまり、それを持っているから、本人として認証できると言うこと。定期券みたいなものかもしれない。それにパスワードを組み合わせることで、間違いなく本人と認証することができる。鍵と違って、それだけでは利用できないが、これがある限りは他人に使われることもない。そういう一種の安心感はある。
問題は、本当に使える環境は、今となっては限られていること。企業ではUSBメモリの利用が情報漏洩の観点から禁止されてしまい、ネットカフェでも悪用禁止の観点で差し込んでも動かないこともある。誰かの家に遊びに行って、というくらいの使い方しか、今のところは普及ポイントはないかもしれない。家族で持ち合って、誰にも知られずにメールが使える、なーんて野暮なことはいいっこなし。
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極小シンクライアント USB、機能アップ
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http://japan.internet.com/busnews/20050512/5.html
おそらく、トークンの使いにくさを克服した、ということなのだろうと思う。利便性はこれで間違いなく向上する。トークンを入力することで、使えるようになるシステムは、生体認証と同じくらい普及していくだろう(生体認証は、本人誤謬率と、他人認証率を考えると、まだまだ普及には道のりが遠い、と個人的には思っているが、それはまた次の話題)。すると、いちいち液晶を見ながら入力することは、普及の足かせになっている可能性もある。そう考えると、これは一つの進歩ではある。
問題は、刺しっぱなしにしたときの盗難の可能性と、電気的な破壊。USBだから、おそらく電気的なショックが(キーホルダー型に比べて)加わりやすい構造になる。問題ないことを確認して製品にしているのだとは思うが。そして、誤って自動入力「されてしまう」可能性も(ユーザの責任ではあるが)あると思う。
苦悩の結果、新しい製品を提示した、と見える。おそらくこの試みは、ものすごくうまくいくだろう。そして、さらに利便性を高めてくれると思う。
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RSAセキュリティ、ワンタイム・パスワードを自動入力できるUSB認証トークンを発表
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050511/160671/
タイトルだけ見て、ふと危険だな、と思った。でも、本文を読んでみて、そういうことかと思った。
危険だと思ったのは、患者のことを考えたから。東大病院ともなれば、きっと病名を見てもどこが悪いのかわからないような患者さんがたくさんいるだろう。その中には、きっと、手のひらの静脈に何らかの問題がある人もいるはずで、画一的に静脈認証を使うことができるかどうか、という問題があると思ったから。でも、職員しか入れないようにするための仕組み、ということで、本文を読んで納得した。なるほど。
さっきもふれたが、誤って本人と判定しないことがあるし、逆に他人を認証してしまうこともある。読売新聞にふれられていた。
免許証だって、パスポートだって、今は偽造できるらしい。方法は知らないし、知りたくもないけど。その人が、本当にその人であるかどうか。あなたは、誰ですか?と聞かれたときに、答えられる何か。それは、実はこういうことかも。
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富士通,東大病院で非接触型手のひら静脈認証技術を利用した入室管理システムを構築
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http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050511/104547/
こんなウイスキーなら、ロックですね。水割りじゃなくて。50年前の蘊蓄を、ちょっとだけ語りながら、ゆっくりと味わいたいもんですね。CDじゃなくて、レコードでジャズなんか聞きながら、ちょっと薄暗いバーで。もちろん、つまみはこのへんから、「適当に見繕ってくれ」なんて言いながら。
ちなみに、オレは全く飲めません。何をどうしても飲めません。残念でした。
こういうラジオを聞いてると、なんだか、いいんだよなぁ。飲めないけど。
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サントリー、1本100万円の「山崎50年」を50本限定で発売
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http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/lifestyle/374511
欠勤者続出なんだろうけど、映画館の興行収入は入るのでは。もっとも、大小の問題はあると思うが。だから、欠勤者に対して、「グッズを大量に買って、映画の興行収入に貢献しなさい」というくらいの味のある上司がいてもいいかも。残念ながら、個人的にはそこまで没頭する映画ではないけど。
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『Star Wars』最新作公開で、欠勤者続出の見込み
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http://japan.internet.com/busnews/20050516/11.html
検索エンジンで、何かを調べる。何を調べると言ってもたいしたことはない。そこに、検索エンジンの独自性が出ている、ということなのか。
検索エンジンに求められるのは、「探しているものを迅速に提供する」ことだろう。そして、そこに独自性が出てくるのだとしても、それは「ユーザが探しているもの」をどのように解釈しているのかということであって、独自性が出てくるのは正しい。というより、ヒット数が2桁とか3桁の場合を除けば、その順番が全く一致するというのは、なんとなくユーザにとっては心理状態を読まれているようで怖い。
ま、どんなに独自性があっても、探しているものがでてくる、ということであれば、オレはどこでもかまわないけど。
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「主要検索エンジン、検索結果上位の重複は3%だけ」、米Dogpile.com
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http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/comp/374843
詳しくないのであまり細かいことは書けないけれど、人の話、モノ(ハード/ソフト)の話、そして金の話。いろんな要素が絡まって、プロジェクトは進んでいく。これは業界を特定せずに同じことなんだろう。
プロデューサ、といえば聞こえはいいかもしれないが、その下には、スキマを埋めるためのいろんな人々が重なっている。雑誌だって、編集長の下には、紙を調達する人、インクを調達する人、印刷工場の人々、そして配送の人々。記事を書く、写真を撮るという以上に、関係する人はたくさん必要だ。すべてが、「雑誌を出版する」ことに関わっていると言っていい。
システムエンジニアの場合はどうだろうか。たしかに、ハード屋、ケーブル屋、電気屋、といった仕事は存在する。が、さらにそのスキマに落ちた仕事はどうだろうか。だいたいがプロジェクトマネジメントの名の下に、上に投げ返されるのがオチだったりしないか。それを、マネージャは投げ返し、政治的に決着するか、どちらかが巻き取って、作業が続いていく。
その昔、まだユーザコミュニティで大学のサーバが運用されていたのんきな時代(って、オレのいた大学だけかもしれないが)、rootを持っている人は「神であり、下僕である存在」だと教わった。そして、オレはその通りに鍛えられ・・・・たと思う。たぶん。
だとすると、プロジェクトのrootであるプロジェクトマネージャも、神であり下僕である存在なのだろうか。なんとなく、神ではなく、「下僕でしかない存在」のような気がする。
なんとなく、話はズレている気はしないでもないが。
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みなさん,プロマネになりたいですか?
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050513/160793/
ということは、「このブログは個人の見解を示しているのであって、必ずしもIBMの見解とは一致していないことがあります」とブログに明示している人は、間違いなくIBMの社員、ということですね。オレはIBMとは全く関係ないのですが、個人の見解を示しているのであって、IBMの見解も、それ以外の競合他社の見解も、そして全然競合しない他社の見解も、示していません。
「あの上司、腹立つなぁ」ってのが、さすがにどこかの会社の見解とは思えないし、「おいおい、勘弁してくれよ」がどこかの会社の見解とも思えないのだけど、リスク回避という観点からすれば、それは正しいように見える。もっとも、そのブログが人気ブログで、かつ、ものすごくIBMの見解について詳しく書いている、ということが前提だと思うが。
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IBM、従業員に「慎重な」Blog 活動を呼びかけ
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http://japan.internet.com/busnews/20050517/10.html
大きな恐竜は復活の兆しを見せているようだが、やっぱり小さいメインフレームは生き残ることができなかったか。
ダーウィンの言葉ではないが、「強いものが生き残るのではなく、進化するものが生き残る」のだろう。そう考えると、人類はどれくらい進化しているのだろうか。そして、どれくらい「進化」した技術を生み出しているのだろうか。
法の網をかいくぐる商売は絶えず進化しているようだが、あんまりうれしいことではない。
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さよならパソコン・メインフレーム、最後の1台が6月に稼働停止へ
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050516/160912/
なるほど。そういうことなんですね。ということは、「高級茶葉使用」とか、「一番茶使用」ってのは、なんとなく疑ってかかるべきなのかな。もっとも、高級品(っていうのもペットボトルでは変な話だけど)は正直に使っているのだと思うけど、この記事に出てくる2つの商品は、大丈夫だろうか。本当のところ、安い茶葉を使っているということを暗に示しているようにもみえるのだけど。
まぁ、それでも安い茶葉を、あれだけの味に仕立てるのだから、その技術は認めるけどね。
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「安いお茶が消えている」、緑茶飲料の需要拡大で茶葉争奪戦
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http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/360099
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