今のところ、家庭で使える高速通信といえば、光ファイバ線くらいしかない。ということは、3000万加入者となると、日本のほぼ全域が光で収容されることになる。メタル線の限界というつもりはないが、光ファイバで結ばれることで、ものすごく可能性が出てきたりするのでは、という期待もある。
メタルと違って、距離によって減衰することが少ない。ということは、山間部でも離島でも、線さえ敷設できれば、高速通信が可能になると言うことの裏返しでもある。逆に、高速どころかまったく通信できないのは東京の地下鉄、とかいうオチになったりするのも、遠い未来の話ではないのかも。
_
好調なBフレッツ,6年後の「3000万加入者獲得」は達成できるか
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050421/159857/
あと30秒で地震が来ます、と言われたら、何ができるだろうか、と書いたことがある。それが現実になろうとしている。ちなみに、前回が書いたのが1月だから、なかなかスピードの速い(重要度の高い)問題ではある。
あと30秒。命に関わる30秒であり、財産に関わる30秒でもある。そのとき、何ができるのか。ガスの元栓を閉じて、ドアを開けて、靴を履いてから、テーブルの下に潜り込む、くらいのことはできるかな。もっとも、これが30秒というアナウンスなのに40秒後に来たら幸せなのかもしれないけど、20秒で揺れ始めたとしたら、ぞっとする問題ではある。
自動でアナウンスすることで、プログラムミスで誤った情報が配信されるのも問題になるが、配信されるべき情報が配信されなかったこと(というか、現状ではこれが当たり前なのだが)で、将来の日本人がどういう文句を言い始めるのか。システムを作る人の腕が試される。
_
「地震で揺れる前に警報」,気象庁が2005年度中に全国展開
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050420/159737/
雑菌、と一口には言えない時代なのかな。ヨーグルトは機能別に分かれ、生分解性プラスチックなるものがでてきて、さらに風呂場にはカビが。最後の例はちょっと(いやずいぶん)違うとしても、バクテリアが人間の生活を助けてくれるというのは、昔からちょっとはわかっているつもりだった。納豆とか。
でも、それが病気を治してくれる、環境に優しい、そして悪さをしない(これが重要なのだと思うのだが)、となれば、バクテリアは非常にすばらしいのではないか。なんだか、ぽろっと聞いてしまうとすごく汚いとか、簡単には治りそうもない病気にかかってしまいそうな気はするが、これもやっぱり「使い方」なのかも。
_
HIVを封じ込めるバクテリア、ヒトの体内から発見
NewWindow
http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050421302.html
やってください。ぜひともやってください。店舗の広さの問題とか、取りに来ないお客さんという問題もあるんでしょうけど、是非ともやってください。できれば、コインロッカー式がいいな。ある程度、品物が限定(ワイシャツとスーツくらいで十分でしょう)されてもかまわないから。
これでコンビニのマニュアルがさらに厚くなったりするのはちょっとかわいそうだけど、これは便利です(力説)。
_
「コンビニにあったらいい」サービスの1位は「クリーニング」
NewWindow
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/371133
すでに50以上も使われている3桁番号。思いつくだけでも10個も出てくればいいのだが・・・ということで、3桁番号はこんなに使われているようです。
その加入者だけが使える3桁番号に意味はあると思うのだけど、緊急用通話だけは絶対に排除しないでくださいね。
_
日本テレコムが“116”番の割り当て要求,総務省の番号研究会
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050419/159642/
たとえば、500mlのペットボトルを床にすべてこぼしてしまった、とする。多少ひどいとは思うが、あわてることはない。でも、それが血液だったとしたら?ほとんどの人は、あわてふためき、何をどうしていいかわからなくなってしまうに違いない。それでも、医者も救急隊員も、あわてることなく状況を判断してくれる。同じ500mlでも、それが「何」なのかで、緊急度は違う。
たとえば、100gという表現をとってみても、金100g、小麦粉100g、そしてスギ花粉100g。これだけで目がかゆくなる人もいれば、小麦粉100gではパンも作れない(かどうかは不明)と思う人もいるかもしれない。重さは重さとしても、やっぱりそれが「何」なのかで、価値は異なる。
定性的な表現であっても、それが他の職業の人々にはその通りに伝わらないことがある。でも、定量的な表現であっても、それが「何」なのかで、伝わり方はやっぱり違う。スペシャリストだからこそ、こういう点にも配慮できる人がいてほしいし、自分もそうありたいと思う。
_
小惑星の衝突危険度評価、穏やかな表現に変更
NewWindow
http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050419301.html
医者は白衣。消防士は防火服。工場ではヘルメット。機動隊には盾と防弾チョッキ。兵隊は戦闘服。だから、銀行員は紺のスーツだし、サラリーマンは紺色限定ではないとしても、スーツにネクタイ。その職業だから、その服装をするということは、半分は正しいかもしれない。防火服を着ない消防士は危険でしかないし、さらに防弾チョッキを着ていない機動隊は危険どころか無謀でしかない。もっとも、服装だけで職業を判断することはできても、能力を判断することができないのがつらいところではあるが。
ちょっと考えてみた。機動隊がみんなスーツだったら。銀行員が戦闘服だったら。医者が防火服を着ていたら(ただし、未知のウイルスだったり、放射線を浴びた患者に対応するときは、宇宙服みたいなのを着ているようだが)、そして、サラリーマンが盾と防弾チョッキを着ていたら。
それがその職業によって必要だという場合(例:兵隊には戦闘服が目立たないし、なにより動きやすい。そして、機動隊には盾と防弾チョッキは欠かせないだろう)を除いて、その職業観の現れでしかなくて、そしてその職業に対するアイデンティティなのだとしたら、SEの格好って、やっぱり「スーツにノーネクタイで数日間閉じこめられた状態」とか「スーツなんだけど作業服」だったりするんだろうか。
_
なぜ日本のビジネスマンは、スーツにネクタイを捨てられないのか
NewWindow
http://nv-club.nikkeibp.co.jp/members/COLUMN/20050411/105907/
無謀だとは思うけど、やらないよりはやってみたけどダメだった、という話をした方が、確かにおもしろい。そして、有名な企業の社長がこれだけのことをやってくれることに「しゃれ」を感じた。ま、しゃれでやってみようじゃないか、と。
しゃれで、ちょっと周りが驚くようなことをしてみる。それがパフォーマンスと酷評されようとも、それはそれでもよいではないか、という思いが、ひょっとしたらあるのかな。いずれにしても、おもしろいことだし、達成できなくても「パフォーマンス」なんかとは、オレは思わない。むしろ、よくやったとたたえたい。オレはまだOperaは使ってないけど。
_
Opera の CEO、公約どおり大西洋横断へ
NewWindow
http://japan.internet.com/busnews/20050426/11.html
普通の人気に戻っただけなのでは。コンピュータは人間が生活をするのに不可欠な存在になってしまった。そして、システムは大学の学問だけで作れるという問題ではないということもわかってきた。とすれば、大学でコンピュータ科学を学んだところで、大金持ちになれるということもないし、それだけでシステムを作り上げることも、ソフトウエアを作り上げることも、やっぱり難しい。それに気がついた。
大学で生産管理をしているからといって、車の生産に詳しくなれるわけでもないだろうし、法律を勉強したからと言って、いきなり企業間紛争を解決できるという訳でもないだろう。医学を勉強したからと言って、いきなり名医になれるというわけではないのと話は同じかもしれない(医者と弁護士の場合はちゃんとした資格が必要だから、それは意味があるのかもしれないが)。
コンピュータ科学が斜陽というわけではなくて、単に一般的な学問として認知されてきただけ、ということなのかも。
_
コンピュータ科学はもはや斜陽か--米学生の間で不人気ぶりが浮き彫りに
NewWindow
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20083137,00.htm?tag=nl
コンピュータから1週間隔絶されたら。田舎に帰ると、普段は使わないから、なんだかんだと9日間くらい、使わないということもあるが、なんだか浦島太郎状態になる。ただ、それはあらかじめわかっている9日間であって、いきなり親から通告されると、浦島太郎どころか、もっと大変なことになるような気がする。個人的には。
ひょっとしたら、大人にも必要かも?
_
「1週間コンピュータなしで暮らそう」--米で『無使用週間』実施へ
NewWindow
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20083075,00.htm?tag=nl
鉄道事故(新聞社くらいしかリンク先がなくて、時間が経つと消えてしまうので、リンクはしません)にしても、ウイルスチェッカにしても、安全を犠牲にできるスピード(ここでは速度という物理的な尺度ではなくて、時間を節約するというくらいの意味)は存在しない。それは、SEであっても同じことだとたたき込まれてきた。残念ながら、車は安全を犠牲にしてスピードを出すと事故に遭う。痛い目を見るが、SEはその瞬間は事故に遭うことが少ない(そのあとで、もっとひどい目に遭うのだが)。
安全第一。使い古された言葉だからこそ、それには歴史的な重みがあるはず。再認識すること、そしてそれを守り抜くこと。お題目を唱えるだけでは、どんな事故でも必ず起こる。
_
トレンドマイクロが24日に再び緊急会見,「XP SP2環境ではテストせず」
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20050424/160001/
_
「重要インフラでは自然災害や人為的ミスによるIT障害への対応も」――情報セキュリティ基本問題委員会が第2次提言を公表
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050422/159964/
たとえば、「0010010」という数字があるとする。先頭にゼロがあるので、おそらくこれはなにかのコードだろうというのは察しがつく。2進数であるとすれば、おそらく「18」を指している。そして、「001−0010」という区切りをつけてしまえば、これは「北海道札幌市北区北十条西」という郵便番号になる。
単純な数字の組み合わせが、何かの意味を示す。そして、それが位置を示し、回線事業者を示し、音声品質や料金を示すと言うことになる。たかが数字だが、されど数字。その数字が示す大小関係以上に、数字の果たす役割は大きくなってきた。
_
電話番号の役割がより大きくなった,総務省の研究会で議論
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050426/160120/
ユーザに対して、「もう一度チャンスを」というのは、以前に失敗していることを示しているし、少なくとも最初のチャレンジにくらべて、並大抵の努力で解決できるものではない。ユーザの信頼感も、回復できるかどうか。ひとつの、そして大きな「賭け」だろう。
その信頼を取り戻す、そのために我々ができることはなんだろうか。そして、ビジネスとは無関係に、失った信頼を取り戻すこと、チャレンジしているだろうか。
_
JALが整備システムの刷新に再挑戦
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/NC/ITARTICLE/20050420/159743/
_
【続々報】「もう一度チャンスをください」とトレンドマイクロCEOが謝罪会見
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050426/160179/
メールはこちらへ...[sugaken (sugaken @(at) sugaken .(dot) com)]
この日記は、GNSを使用して作成されています。