_ 訴えられたマック情報リークサイト、無償弁護士が登場 http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050121202.html
そっかー。言論の自由ってのがあるのね。なかなか難しい政治的な思想的な問題のような気はするのだけど。言論には確かに自由が保障されないといけない。だけど、その裏側には、(とれる範囲で、という制限はあるとしても)その言論に対する責任というのがついて回るはず。
違法に入手したかどうか、という問題点は今回の場合あるとしても、それが違法だとわかった段階で対抗すべき手段(消すなり、消すなり、または消すなり)があったはずで、それが守られるべき言論ではなくて、守られるべき秘密であるということが忘れられているような、それがアメリカなのだということなのか。
きっと、時差があるから、その辺の情報も明日には入ってくるのでしょう(謎)。
_ あおぞら銀行とヤフー、ネットバンキング業務に関して基本合意 http://japan.internet.com/finanews/20050120/5.html
_ ヤフーがクレジットカード参入、Yahoo!JAPAN カードを自社発行 http://japan.internet.com/finanews/20050120/4.html
やりたいことがわかってきた。それは、きっとただひとつ。それ以外の回答はおそらく見つからない。これまでの記事を見ても、やっぱり共通項が見あたらなかったが、このキーワードを見つけたとたん、すべての行動がひとつのまとまりに見えるようになってきた。そう、それは「ブランド化」。ポータルサイトを買収し、通信業に参入し、金融業に参入してきた。それは、すべて「ソフトバンク」と「Yahoo」のブランド化にあると思う。それは、電話機に「NTT」と入っているような、車に「TOYOTA」と入っているような、そして鍵に「MIWA」と入っているような、そんなブランド。どんなに怪しい電話機(って電話ができるからわかるけど)でも、「NTT」って入っていれば、なんとなく信頼できる。どんなに怪しげな長靴でも、「ルイヴィトン」って書いてあれば、きっと金を出すセレブ(っていうのか?金持ちの女性は)はたくさんいるに違いない。それが本当に付けられたモノだという前提はあるとしても。
ただ、この仮説が正しいとしたら、彼らにはやらなければならないことがある。「ブランド」は信頼の証であり、保証の証である。看板に偽りがあるようなブランドは、ブランドではない。そう、彼らに必要なのは、品質を守るということ。不祥事をはねのける体力があることはもちろんだとしても、トラブルを起こすようなマネはしてはならない。「ブランドのチカラ」は、積み上げるのは簡単だけど、崩れるのは一瞬だということは、すでに歴史が明らかにしている。
_ NTT東西、ICカード公衆電話の廃止を決定 http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000047668,20080175,00.htm?tag=nl
「ICカード」がついていなくても、おそらく何の驚きもなかったかもしれない。テレホンカードが財布から消えて久しい。そして、ちょっと大きくなって、話せる以上のモノを持ち歩くようになった日本人には、公衆電話はかえって遠い存在になったのではないか。そう考えると、時代なのか、と早くもノスタルジーに浸るのかもしれないが、それはちょっと早い。
公衆電話には「災害時優先電話」という、ちゃんとした機能がある。災害時、課金パルスが送られなくなる。つまり、硬貨がつまって電話が使えなくなるようなことはない。しかも、交換機も(壊れていなければ)規制レベルが緩和されて使えるようになっている。だから、駅とか役所、そして人の集まるところには必ず置いてある。携帯は確かに便利。でも、公衆電話の役割がなくなるかといわれたら、きっとなくならない。普段は使わないと言っている人だって、不要論を唱えている人だって、携帯が使えなくなれば、探すのは公衆電話だから。
その料金をどう負担するか、という議論はいつまでも残るんだろうけど、軽はずみに税金を投入すべきとは思わないけど、NTTも新電電も含めて、加入電話者数の頭割りで負担すべきなのかも。
_ 「インターネットはサラリーマンが運用する時代」,総務省研究会 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050120/155026/
ヲタクな人が多いですからね。SEに限らず。だから、ITのスペシャリストである必要はなくて、ゼネラリストが求められると言うことなんだろう。昔気質の技術屋は、よく考えると今求められているはずのゼネラリストではなかっただろうか。オレの知ってる限りの人々を思い出してみると、なんかそんな感じがする。いや、逆に求められている像を考えていくと、そこにたどり着いただけなのだけど。だから、きっと求められているのは「普通」の人なんだろうな。
ヲタクではなくて、普通のバランス感覚を持っている人。それが、本当に必要な人。だから、ゼネラリストとかスペシャリストとか、そんな区分じゃないんだ。そうか。
ワタクシ、やっぱりバランス感覚がないのかもしれません。
_ フルブラウザ「Scope」ダウンロード件数に誤り、実際は19万4,323件 http://japan.internet.com/busnews/20050121/5.html
ネタ的には最高です。おもしろいです。オレのサイトも、最初計測すると1日に100万ヒットくらいあったのですが、ちゃんと調べたら100ヒットくらいだったことがあります。万がぬけてまんがな。くだらなくてごめん。
_ 心変わりで変更するメールアドレス http://japan.cnet.com/column/tm/story/0,2000050611,20080155,00.htm?tag=nl
アドレスを変えることへの抵抗。そして、アドレスを変えることで得られるメリット。その比較で決まるだけだと思うのですが。少なくとも経済学的には。
iPodと携帯電話の普及について、ちょっとふれた。時間軸では前後しているが、世の中に普及したものとして、ちょっとだけ考えてみたい。
ちょっとだけ振り返る(すぐ近くに書いてあるというツッコミは不許可)と、携帯型音楽プレーヤではなく、iPod。携帯電話とはそこが違う。携帯電話は「電話機」が急速に普及した。が、携帯型音楽プレーヤの普及は、ほぼ間違いなくiPodである。その違いを、もうちょっとだけ掘り下げてみたい。
その昔の携帯電話を考える。重たい。でかい。携帯というより、運搬するような電話だった。それがデジタル電話になり(って、普通の人はわからんかもしれんが)、テレビ電話もできるようになった。昔の携帯型音楽プレーヤを考える。ウオークマン、CDウオークマン、MDウオークマンと、デジタルになり、小型化が進んだ。そう考えると、両者の共通点は、かなりある。それなのに、なぜ携帯電話では「機種」に依存しないで普及したのに、携帯型音楽プレーヤはiPodにフォーカスが当たるのか。それは、「誰にでも使える」点が一番のポイントだったのではないだろうかと考える。
つまり、電話は誰にでも使える。番号を押すだけだから。そこに電話帳機能とか、着信音機能とか(懐かしいなぁ、着メロ本)、マナーモードが搭載されるようになったくらいで、ベースにあるのは「話せりゃええやん」である。相手と話をするにあたって、携帯型電話機と、普通の電話機では差異がなかった。コードレス電話機が、(MOVAになったばかりの頃の)携帯電話によく似ていた。笑い話で、コードレス電話機を持って外出した、なんて話も聞いた(使い古されているような笑い話だし、個人的には全く笑えないのだが)。だから、少なくとも通話する、という最低限の機能においては、まったく違和感のない操作が可能だったといっていい。説明書のない携帯電話が売れているのも、「家の電話と使い方が変わらない」ことが一番なのだろうと思う。そう、電話機の目的は「電話」なのだから。
そう考えると、今の「機能満載の携帯電話」は、電話機から一歩先にでた、「つながりを確保する」機械なんだと考えてもいい。メールにしてもWebにしても。これはまた別の機会に考えるとして。
携帯型音楽プレーヤを同じように考えてみる。アンプとかなんとか、とにかくたくさん持ってる人もいるだろうが、ここではカセットテープをつかったウオークマン(商品名。一般名は「ヘッドホンステレオ」)を考えてみる。ラジオとかCDといった音源からカセットテープにダビングして、音楽を聴く。まぁここまでは手間はかかるけど、MDであれカセットテープであれ、今のHDDやメモリタイプのプレーヤでも、仕組みはかわらない。
では、ちょっと前のメモリ型プレーヤを考える。その昔、Rioを持っていた。専用ソフトでUSB接続されたRioに転送するタイプだった。MP3には事前に自分で変換する必要があった。だから、これまでの「ダビング」作業に、「変換」する作業が必要だった。そして、それ以前に「機器をPCに認識させる」という作業が必要だった。もちろん、Windows2000になってプラグプレイができるようになったが、マニュアル通りに事前にドライバを入れて認識させておかなければ行けない。
整理しよう。前の世代の携帯プレーヤで音楽を聴こうとすると、「事前に機器を認識させる」、「音源を対応形式に変換させる」、そして「機器に転送する」という作業が必要になる。カセットテープでは、「ダビングする」だけだったのが、手順が複雑になってしまった。しかも、容量が小さければ、そのたびに機器に入っている曲を削除して、別の曲を転送する必要がある。
そして、iPodを考えてみよう。そうすると、CDを入れて勝手に認識(ここはプラグプレイだから、あんまり変わっていない)、CDから変換して、転送するステップが、すべて自動になった。iTunesがあるおかげ、ということか。そして、容量が大きいから、とりあえず「全部のせ系」で聞いてしまえる。入れてしまえばあとは簡単。音楽を聴くのは、昔から「再生ボタン」と決まっている。
普段使っているものを携帯させるとき、必要なのは「これまでとステップを変えない」こと。そんな単純なことを、電話機として実現した「携帯電話」と、独自にやってしまった「iPod」。
これからのビジネスは、ITを知らない人にも、これまでと同じように使ってもらうこと、にあるのかも。
_ 「それがPSPの仕様だ」、久多良木SCE社長がゲーム機不具合騒動を一蹴 http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/354840
業界によってはよく使う言葉ですな。で、それに文句あるか、と言ってるように見えます。といわれると、反応するのは市場。それ以外は反応することができないですね。なんとなく、その不具合に見える機能を逆手に取ったゲームを開発するメーカーが出てくるのではないかと思っているのですが。
マーケティング型の商品の場合、こういった「仕様」を市場が受け入れてくれるかどうか、というのが一つのポイントになるわけで、普通は市場にあわせて「商品の仕様は予告なく改善される場合がある」のだけど、今回はその逆。いつの間にかその不具合が改修されていたりすることがありませんように。なんといっても、社長が決めた仕様なのですから。
_ ガキのころから報道カメラマンになりたかった〜報道カメラマン 宮嶋 茂樹氏(その1) http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep03/355025
こういう人だったんですね。知りませんでした。それだけです。
_ FBI、インターネット監視システム『Carnivore』を廃止 http://japan.internet.com/busnews/20050124/11.html
監視しても意味がないことに気が付いたと言うことなのか、それとも監視しても効果がないことに気が付いたのか。いずれにしても、すべてが同じ「ビット」で構成されているわけで、その羅列からパターンを認識するしかない。そのあたりが、道を歩いている人から手配犯を捜す警察とは違うところなのだろう。色や形という点では、ビットは全く見分けがつかない。光の明滅か、電圧の差でしかない。そう考えると、手間はかかる、コストもかかる。メリットはどこかにあったのだろうか。
_ 五重塔は本当に蛇のように揺れるのか? http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/free/NEWS/20050121/120577/
理論と実践。片方が、もう片方の突破口を開くのは、よくあること。ストラディヴァリウスの音色だって、分解してもわからないくらいだから、きっと五重塔も「実際にやってみた」ということなんだろう。そして、仮説は正しいということがわかった。すると、そこに至る理論も、きっと正しいと言うことになるのだろう。それが汎用化され、実用化されて、新しい免震技術というのがでてくる。過去の記録から最新技術が生まれる。
で、疑問になるのは「この技術、最初はどうやって生み出したのか?」。太古の時代、計測器があるわけでもなければ、宮大工の経験と勘で進めるしかなかった。ひょっとしたら、彼らは経験から生み出したのか、それとも試行錯誤で生み出したのか(だから、資料が残っていないのか)。ひょっとしたら、人間の知能レベルは、太古の昔から変わっていないのかも。それが「何かを残す」ことに振り向けられていないだけで。
_ ウイルス:携帯電話を通話できなくする新種が登場 http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050124303.html
まさか、携帯のOSに共通するウイルスがばらまかれたら・・・・・通話ができなくなりますね。すでにインフラになった携帯電話用無線ネットワーク自体は、使われないから平和なのかもしれないが、社会的にはものすごく大きな影響が及ぶことになる。まるで、世の中がすっぽり地下鉄に入ってしまったようなもの。ということは、携帯にもノートン先生が必要になります。
いや、ノートン先生ブランドの携帯が出てくると思うのは、オレだけでしょうか。ドコモの携帯、auの携帯、vodafoneの携帯、そしてノートン先生の携帯。きっと、腕を組んでも通話できるように、ハンズフリー機能だけは充実しているはずです。
_ CIA本部に据えられた暗号彫刻『クリプトス』の謎(上) http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050124201.html
_ CIA本部に据えられた暗号彫刻『クリプトス』の謎(下) http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050125206.html
CIAでも解読できない暗号。でも、マーフィーの法則によれば「難しい問題には必ず簡単な解説が載る」。だから、きっと解読したところで財宝が手に入ることもなければ、地位が得られると言うこともないのだろう(社会的には「すごい」といわれるかもしれないが、それが何か役に立つのかと言われても、たぶん疑問だ)。ここでポイントなのは、解読できたことではなく、解読に至るプロセスが重要だということ。小学生の立場で言えば、遠足が楽しいのではなく、遠足の準備でおやつを買いに行くのが楽しいように。解読チャレンジャーは、きっと今はおやつを選んでいるに違いない。食べられるのは300円までかもしれないけど、彼らにはその300円でお菓子を選んでいる楽しさがあるのだろう。
プロセスを楽しむ。世の中、成果主義という言葉も珍しくなくなってきたけど、一番楽しいのは結果ではなくプロセス。サッカーだって野球だって、ジャイアンツが勝ったということではなくて、あの1球の緊張感。シュートを打った時のあの興奮。それが一番楽しいのだ。結果として外れてしまったとしても、それはそれで十分なプロセスなのだ。だから、解読チャレンジャーは、きっと解読に成功してしまったら、次の暗号を求めてさまように違いない。スポーツ選手が、ずっと現役にこだわるように、彼らも、そのプロセスに浸ることが、なによりの楽しみなのだから。
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公開鍵暗号を使いやすくする『サイフィア・メール』(上)
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050125302.html
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公開鍵暗号を使いやすくする『サイフィア・メール』(下)
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050126307.html
実際にやってみることにしたので、その結果はまた別の機会に報告します。でも、こういうサービスが出てくること自体は歓迎すべきなのかもしれないけど、それだけ「送信者認証」が必要だということの裏返しなのかも。実際には、SPAMを受け取る人がどれだけいるかわからない。というのも、オヤジは一切受け取らない。オレは大変な数がくる。その差はよく分からない。でも、こういう技術が出てくることは、少なくとも歓迎します。
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2004年末で050番号が1800万突破,ぷららとフュージョンが大量取得
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050125/155230/
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050番号のIP電話から110番通報を可能に,総務省が技術案固める
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050125/155224/
これまでの電話では「あたりまえ」だったことを、これからの電話でも「あたりまえ」にすること。それがなにより大切。業界用語なのかどうかはわからないけど、この「下位互換性」は何より求められる(そこまで考えてつくることができないことは恥ずべきことですが)。なので、その技術検証は必要ですね。ただ、そこに新しい中継器が必要になるのだとしたら、その負担は誰がするのかな。ちょっと気になる。もっとも、番号から地図表示をしてくれるシステムが、IP電話発信でどうなるのか。専門的には、警察とか消防の電話は、残念ながら着呼側(つまり警察とか消防)から電話を切らない限り、電話が切れてしまうことはない。その仕組みをIP電話でどう作るのか。まぁ、オレが考えなくてもよいのだろうが。
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デルCEO:「iPodもIBMも恐れるに足らず」
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http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20080250,00.htm?tag=nl
なるほど。iPodは流行だということか。ウオークマンを例にしている解説がわかりやすいですな。でも、本当に大切なのは、Appleの真意ですね。つまりここからコンテンツビジネスに打って出ようとしているのか(そのためには囲い込む配信形式が必要になるだろうが、おそらくそんなことをしてもあまり意味がない)、それとも、「これまでと同じ操作性」をキープしつづけて、その先の何かを見せてくれるのか。その先は、もうちょっと先に見えるのだろうが、残念ながら今は(能力がないから?)見えない。
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グーグル、テレビ番組検索サービス「Google Video」のベータ版を発表
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http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20080260,00.htm?tag=nl
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グーグル、Firefoxの開発責任者を採用--「独自のブラウザ開発」の噂は本当か
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http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20080255,00.htm?tag=nl
最初の言葉は、マーフィーの法則。ちょっと哲学チックですが。ひょっとしたら「最初に探した場所」かも。ちゃんと覚えてないのだけど。
探すということにかけては、googleはプロだろう。そして、HTTPをつかったサービスと考えると、確かにHTTPは当初考えられたよりも大きくその可能性をのばしてきた。今回はコーヒーポットの話はしないけど。気になる人は「ジョークRFC」で検索すると出てきます。はい。
で、googleがHTTPをベースにした検索エンジンとブラウザの両方を手に入れると言うこと。きっとその先に、googleがネットOSになる可能性があるのだろう。そう、クライアントマシンにWordもExcelも不要で、本当の「端末」だけで何とかなるに違いない。ひょっとしたら、この先、Atokだってネットでできるようになるかもしれない。おもしろい世界といえるのか、それともネットワークの信頼性が求められる世の中になるのか。その先の未来は、探そうとしてもgoogleでは見つからない。
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研究結果「脳は他者の怒りや恐怖を無視できない」
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050127303.html
怒鳴り声を聞いて「どきっ」とするのは、何度聞いていてもどきっとする。それは結局、自分の心臓が弱い(または心臓に毛が生えていない)ということではなくて、脳の問題だったのですね。では、脳はどうやって「怒り」「恐怖」とそれ以外を認識するのだろう。何となく「前後関係」とか「その場の雰囲気」ということなのだろうけど。これは理解できる。竹中直人の「笑いながら怒る人」は、竹中にとっては怒りなんだろうが、周りにとっては「笑い」でしかない。
とすると、今度は「笑い」はなぜ笑えるのか、という疑問がでてきた。「笑い」についての脳の研究が記事になったら取り上げよう。
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米Microsoftの「Office」で暗号化した文書に解読の恐れ,シンガポールの研究者が報告
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20050121/155075/
これは、暗号を解明したというよりも、暗号化の仕組みに弱点を見つけたと言うことなんだろう。だから、彼らには遠足のおやつを選ぶようなワクワク感はないような気がする。名声は得られたかもしれないけど。もっと言ってしまえば、「すっきりしない結果」が得られたことになる。ゴールにあったのは、「脆弱性(ぜいじゃくせい)」であり、危険な状態である。知らないことが平和だとは言わないが、得られた結果は、なんとなくすっきりしない。解決策がわからないからなのかも。
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FC2、無料ホームページレンタル容量を 1GB に拡大
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http://japan.internet.com/busnews/20050127/5.html
プロバイダのメールが数メガ、フリーメールが1ギガ。プロバイダのWebスペースが数十メガ。でも、フリーとかレンタルサーバは1ギガ。この差って、何だろう。有料(っていっても、接続料金の割合が高いのかもしれないが)なのに、フリーメールよりもエリアが少ない。広告収入でフリーメールを運営しているのだとしても、1人あたりの費用って、そんなに違うんだろうか。なんとなく、過剰サービスに鳴っているような、なっていないような。
プロバイダのポータルサイトには、いろんな情報が詰まっている。どこかのプロバイダで、「有料コンテンツは作りません、とにかくメールと接続料金、Webスペースだけを提供します」っていう、シンプルなシステムはないんだろうか。オレが知らないだけなのかな。
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ブログ・システム「Movable Type」に脆弱性,スパムの踏み台になる
NewWindow
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20050126/155322/
オレには関係ありません。はい。今のところは関係ありません。たぶん、これからも関係ないでしょう。
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なぜウケる? 汎用機世代にオープンソース
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050126/155299/
技術の基本を知っていれば、最終的な設計図であるソースコードに絶対の安心を置くことはいうまでもない。極端な話をすれば、バグが出る。でも、そのときには設計書に当たることはほとんどないと思う。なぜなら、設計書は「仕様を展開しているドキュメント」であって、最終的な設計書(というかシステムの挙動)はソースコードが決定する。だから、トラブルが出れば、まず間違いなくソースを見る。
でも、もっと昔、メインフレーム全盛の時代には、ソースコードはおろか、メモリ番地から挙動を見る人がいた。ヘキサでバグを直せる人がいた。今みたいに開発用ミドルとかVMといったツールが存在しない時代。自分たちにとっては、それは自然であり、当たり前であり、そして必然でもあった。そう考えると、この流れは「時代が変わった」のではなく「時代は戻った」ということなのかもしれない。
得意げに「これからはオープンソースですよ」なんて若手のSEが言おうもんなら、きっと「俺たちは昔っからオープンソースどころか、アセンブラを生でデバグしてたんだ」とか言われますね。きっと。
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「多機能すぎるICクレジットカード」、消費者の不安は盗難や紛失
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http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/comp/356431
多機能であることはよいこと、ということの裏返し反応が見えてきたようだ。ついでに、「結果として使える機能」を展開することへの抵抗もなくなったようにも思える。クレジットカードで買い物をすることはあっても、病院に行ってクレジットカードを使うことには、なかなかイメージがわかない。でも、「支払い機能」があることには代わりがない。だから、税金だろうが病院だろうが、とにかく「支払う」ことができればいい。利用者が、「その本質としての機能」を取り込んだ結果、ということなのかもしれない。ひょっとすると、システム屋は世の中を作っているのではなくて、世の中の流れについて行くのが精一杯なのかも。
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イラクで米軍を悩ます手製爆弾、ハイテク対抗策は
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050128301.html
ITを使うことでできるようになったことはたくさんある。鉄腕アトムはまだできないけど、携帯でテレビ電話をするくらいならできるようになった。車は空を飛ばないけど、かざすだけで通れる改札はできた。ITで、不便が便利になったのは間違いない。でも、ITが万能か?といわれると、その答えについ「YES」と答えてしまいそうな自分がいる。
ITは万能ではない。 万能たろうと努力しているのは間違いないし、いろんなことができるのも、やはり間違いではない。でも、ITは万能ではない。限界は存在する。そんな簡単な事実を、ともすると忘れてしまうことがある。繰り返す。ITは使える範囲は広い。でも、万能ではない。過信した結果、技術は常に最新にとぎすまされていく。そう考えると、過信することも、新技術開発という意味では悪いことではない。でも、ITが万能であるという回答は、どこからも得られない。万能ではないという決断をどこかでしないと、過信の闇に葬られてしまう。
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個人情報盗難のほとんどは書面のやりとりで発生--最新調査
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http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20080314,00.htm?tag=nl
ITは万能である、という誤解をある意味で生んでしまいそうな気もする。でも、この記事には示唆がある。つまり、ITの限界は、オンラインで処理が行われることに対するリスクではなく、実際にそれを使う人の問題であるというリスク。どんなに厳重な部屋でコンピュータが動いたとしても、そこのドアに紙切れが挟んであって、簡単に開けられるようになってしまえば、ITにも対抗手段はない。
システムの問題ということではなくて、システムを動かす人の問題ということに気が付く頃、システムは本当に使いやすくなっているだろうか。そして、ITは本当に世の中を幸せにしてくれるのだろうか。
1/26に取り上げたサイフィア・メールを入れてみた。
結論からいえば、何にも変わらない。本当に何も変わらない。相手がサイフィアメールのユーザであれば、暗号化される。そして、相手がユーザでなければ署名される。単純な仕組みだ。
インストールも(英語ではあるが)そんなに難しくない。インストール先ディレクトリが指定できないのがちょっと残念(Cドライブ以外に選択の余地はなかったように見える)だけど、それ以外は再起動を1回求められるだけ。記事にあるような再起動を繰り返すようなことはしなくてよい。インストールが終われば、あとはパスワードを8文字以上で入力すればよい。すると、自動的にユーザ登録をしてくれて、「メールの着信を確認する」よう促すメッセージが出てくる。それで自分の使っているメールソフトでメールを確認する。ボックスをどこに置いておこうと関係なく、メール受信に割って入ってユーザ登録の確認をしてくれる。
個人的な環境で言えば、Winbiffにノートン先生が入っているのだけど、サイフィアメールはきちんと処理してくれた(サイフィアが確認用メールを送ったあとで、頻繁に「メールを確認したけど、サイフィアの確認用メールがとどいていない」というメッセージは何度も表示されたが)。
で、ちゃんとサイフィアの確認メールを受信すると、登録されて使えるようになった。おそらく、通信ポートを見ているのだろう。メールボックスの問題ではなく、かつウイルスチェックも終わっているから。
インストールが終わると、おそらくサイフィアメールのユーザではないアドレスからのメールには、サブジェクト欄か差出人欄に「[u]」とい う文字がついてくる。どういう意味なのかはわかっていないけど(←おい)。そして、サイフィアメールのユーザからのメールには[signed]という文字が出てくる。これで確かに相手がサイフィアメールを使っていることはわかる。だから、初回のインストールはきわめて簡単(今のところはある程度の英語は必要だが)。使うにもそれほどの苦労は感じない。毎回起動時に忘れずにサイフィアメールにログインしておくことだけだが、元の記事にも書いてあった通りに、自動ログイン機能も実装されるようだから、これもほとんど心配していない。
ただ、相手が信頼できるのか、という点にはちょっと疑問。つまり、それはサイフィアメールのユーザであることは間違いなくわかる。でも、その人が信頼できる(SPAM送信者ではない)ということが、果たしてわかるものかどうか。暗号化されていることは間違いない。それだけに、到着してメールを見るまでSPAMであるかどうかはわからない。そこがちょっと気になるね。
証明書をあちこちにばらまいたり、探したりする必要がなくなったことは、きわめてすばらしいと思う。そこにもう一つ、SPAM判定が加わると、さらにすばらしいと思うのだけど、まぁそこまで求めるのも酷なので、このソフトには95点。
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3月8日はサンバの日! マツケンサンバが東京ドームを占拠!
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http://matsuken-tokyodome.nikkansports.com/
コンテスト?しかもマツケンとも踊れる?切手も??ちょんまげなのに、サンバ。しかも、スパンコールの着物。ちなみに、6930円だった。なんだかなぁ。日本の音楽っていったい。
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すべて実在するのである File113 とげとげ
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http://home4.highway.ne.jp/hiyuki0/wos/ranbun113.html
生物の名前についての考察。それ以上は説明しません。まずは読んでください。声に出して笑ってしまいました。結局、とげはあるのか、それともないのか。ちなみに、ニホンザルの学名は「マッカッカ」だそうですが。
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