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「Sugaken's Web Page[note]」
2004/11版 その2



2004/11/11 (木)


2004/11/12 (金)


2004/11/13 (土)

オンラインとオフライン

ある人と飲みに行った。飲めないのだが。

とりとめのない話、というのが表面的。でも、本音の話、自分のキャリアにちょっと不信になっているところがあったから、軽く相談に乗ってもらうことにしたのだった。相手はオレのオヤジとそんなに変わらない。だから、この業界で生きてきているだけのことはある。相談したいことを直球でぶつけてみた。

答えは単純だった。そして、目から鱗が落ちた。そのまま引用してもあまり意味がないが、意訳すると、「おまえはおまえの判断で動けばいい。おまえはおまえの好きなようにしゃべっていればいい。おまえが好きなことを話せないようになったら、そのときはオレに言ってこい。信用してやる」。

何が目から鱗だったのか。自分の悩みどころをぶつけたことに対して、相手は直球で自分を肯定してくれた。それが目から鱗だった。そして、そんな言葉をぶつけてくれることに対して、オレは感謝した。そして、家に帰ってから(酔ってふらふらだったが)だんだんとその真意がわかってきた。

我々SE(自分をSEということに抵抗はあるが、他にいい言葉がないのでSEに入れておいてください)は、ほとんどオンラインの世界に生きている。つまり、相手の顔をみることなく仕事をすることが可能だ。言ってみれば、自分のことが、他人にとってどう思われているのか、オンラインでは直接のフィードバックがない限り、全くわからない。

相手は、たった数分の電話で、オレがフィードバックをしてほしいこと、そしてそれもオンラインではなくオフラインで直接のフィードバックをしてほしいということを、見抜いていたのだった。そして、直球で投げたボールを、直球で打ち返してきたのだった。

オンラインは便利だ、と思う。でも、オンラインと同じように、オフラインも大事なのだと、相手の言外の意味を知ったとき、この業界で長く生きている(いや、生き抜いてきた)ことは、やっぱり伊達じゃないのだとわかった。



2004/11/14 (日)

知らないこと、知っていること、知っているべきこと。

INSの基本インタフェースで、Bチャネルの本数は?INS64で、すべての帯域の合計は?雷が鳴ると電話回線に雑音が入るのはなぜ?FOMAのテレビ電話だと、切断理由がわかるのはなぜ?

こういった質問に答えられるSEは、何人いるだろうか。正解は、基本インタフェースのBチャネルは23本。INS64はBチャネル2本+Dチャネル1本なので、合計144キロ。雷のおかげで電線に電磁誘導が発生するから(雷が落ちてしまうと、電柱を上って電線に電気が流れる)。FOMAのテレビ電話の映像伝送部分はISDNと同じ方式を使っているので、切断理由がわかる。

一昔前なら、こういった質問(FOMAは当時存在していないが)はSEであっても常識。回線系の人であれば、この手の質問をすること自体が、「アホ」とされるくらいの質問だったはずだ。新人でもない限り、こういった質問は基本でしかなかった。

すべてを過去形で書いた。つまり、今はそれが常識という訳ではない。ネットワーク系SEであっても、雷と電話の関係を知っている人は多くない(と思う)。まして、業務系SEだとかDB系SEだったりすると、回線などつながればよいのであって、遅かったら速くすればよい、つながっている限りはとりあえず何の問題もない、という。そういうもんなのだろうか。

開発環境が充実して、OSの守備範囲も広くなってきた。つまり、ミドル(ここで言うミドルはミドルウエアではなくて、インタプリタやコンパイラなどの部分)の守備範囲が広くなり、APの首位範囲が狭くなってきた。つまり、これまでSEの守備範囲となってきた部分が狭くなっているような気がしてならない。スペシャリスト化といえばそれまでなのだが、その分だけ、汎用性がなくなっているような気がする。もちろん、自分も含めてなのだが。

そういえば、汎用機という言葉を聞かなくなった。汎用性をもった機械がなくなった以上、汎用性を持った人も少なくなっているのだろうか。



2004/11/15 (月)

今日の寒さに

暖房器具どうしようかなーと思ったり、ボーナスまで我慢しようかなーと思ったり。



2004/11/16 (火)

XOOPSに

ちょっとだけ手を入れてみた。



2004/11/17 (水)

結局

ブログに付けるようなネタが探せるような状況ではない。



2004/11/18 (木)


2004/11/19 (金)


2004/11/20 (土)



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この日記は、GNSを使用して作成されています。