ありますね、こういうこと。おいらもそうでしたね。あまり好きではなかったです。
今日は、飛行機で大阪日帰りという超強行スケジュールでした。この辺の航空会社。さすがですね。全然揺れませんでした。そうか、正規料金だと揺れないのか。この辺の会社で座席を確保したところ、なんと、行きも帰りも富士山が見える!さすが、緑の新幹線だけのことはありますね。仙台空港のブーブーゲートで、おいらの前の人、さすがですね。「あ、忘れてた」とか言いながらカッター出しますからね。どういう職業なんだ。意味があるのか。常に持ち歩くような職業なのか。
きれいでしたね。機長がガイド役になって、富士山の向こう側に見える日本アルプス(南アルプスだったかな?)の山の説明。いいですね。富士山がきれいに見える。日本人の心ですね。なんだか。「これから関西地方に近づくにつれて雲が多くなってしまうのが残念です。その際は、少々揺れるかもしれませんが、現在、その連絡は入っておりませんので、快適な空の旅になるかと思われます」さすがです。正規料金だとこういうことまでサービスしてくれるんですね。いままでスカイメイトだったからな。揺れて揺れてしょうがない。やっぱりスカイメイトの半額は揺れる。決まりだ。なんのことやら。
伊丹上空はやっぱり風が強くて、揺れました。着陸直前なんか、傾いてましたからね。右に10度くらい。いいんでしょうか。無事に着陸できましたけど。すぐに帰りのチェックイン。最終便なのに間に合わないかも、という配慮ですね。ここはいつでもチェックインができるので、日帰りの時は結構楽チンです。
で、待ち合わせが新大阪駅に14時30分。ついたのが12時。暇です。かなり暇です。めちゃめちゃ暇です。ということで、まずは食料。食い物といえば、吉野家とマックなんですがね、新大阪にはマックしかなかったので、おとなしくマック。今頃になってカレーバーガーですからね。何やってるんでしょう?仙台なんかすでに終わってる商品。在庫一掃セールなのか?
飯を食っても暇であることに変わりなし。仕方なく隣の大阪駅まで出て、本屋で立ち読み。しかし、仙台でコートを着てきたことが悔やまれる。だって、朝は寒かったんだもん。大阪が24度まで上がるなんて知らなかったもん。悪かったな。寒がりで。仕方なく紙袋を買って、その中にコートをぶち込む。
で、何となく暇をつぶしたところで、本社へ。結構飛行機の時間が気になるので、道をしっかり覚える。何たって最終便。乗れないことはすなわち、大阪残留ですからね。
面接ではあまりたいしたことはなく、志望動機、入社後の希望、最近読んだ本、そしてベンチャー企業について。
面接が終わり、「飛行機大丈夫?」という会社の方の声を背に、とっとと交通費(5万円少々)を受け取って、新大阪まで走る。走っても意味がないことが後に判明。しかし暑い。この気温で平気で生きている大阪の人を尊敬だ。無事に空港行きのバスに乗れる。と、キャラトークがはいっていた。大学の同期だ。「オオサカアツイ?」寒い、という答えを期待しているのか?仙台も暑いのか?と、とにかく訳が分からなかったので、適当に言葉遊びではぐらかす。
帰りはすでにチェックイン済みなので、おみやげを買う。別に買わなくてもそれはそれで(目的が目的だし、時間も時間だし)いいのかもしれないが、買っておいて損はない。ブーブーゲートで発見をした。また、ブーブーゲートの前の人が、カッターを出してた。ペンとか、手帳とか、名刺入れと同じように、ビジネスマンの必須アイテムなんだな、カッターは。大阪ローカルなのかもしれないけど。飛行機の準備の風景を眺めながら、時間をつぶす。燃料を入れる人、水を詰める人、荷物を積み込む人。空港は一日中忙しいですね。それが日常なんですね、彼らの。
帰りの飛行機から見た富士山もきれいだったな。夕焼けに映える富士山。なかなか見られるもんじゃないそうで。アルプスの山も、夕日に映えて非常にきれいでした。写真に撮りたいくらいでした。夜に近づくまでの一瞬、富士山は非常に幻想的な情景になりましたね。できればウイスキーなんか飲みながら、ゆったりと眺めていたいくらいですね。お酒は飲めないけど。仙台空港付近ではすでに夜で、ナイトフライトでした。ライトがきれいですね。どこに着陸すればいいのか、見やすくできていますね。
そういえば、戦闘機のパイロットが一番緊張するのは、離陸でも、戦闘時でもなく、着陸の瞬間だそうだ。しかも、夜間の着陸はパイロットが一番緊張するらしい・・・変なことばかり考えますね。いけません。非常に安定したフライトでした。
が、眠い眠い。飛行機は苦手なほうで、好きなんですがね。おっかなくて眠れないんですよ。はい。飛行機に乗ることは好きなんですけど、どうもおっかない。翼がミシミシ揺れているところなんか見せられちゃねぇ。
眠すぎます。昨日がかなり忙しかったんですが。面接3つ。しかも、とてもとても恥ずかしくて言えないようなところ。怒られますね。きっと、おいらが受けるようなところじゃないと思われますよ。受けること自体が失礼だと思われるかもしれません。こういう銀行とか、こういう会社を受けたことは認めますけどね。経済学部でもごく少数の人しか知りません。しかも、巧妙なガセネタを仕込んであります。人にありもしないことを言われるのはしゃくだったので、こっちで作ってやりました。ふんだ。
内定が出そうなところはあるんですけどね。でもまだ書けませんね。書けるようになるのは、おそらく連休後でしょう。といっても、出たことと、業種くらいで、会社名は出せないでしょうね。
いや、東京横浜3日間。大変でしたね。昨日帰ってきたんですが、何もする気力がありませんでした。企業名は出さないですけど、仙台で2社終わってすぐに横浜へ。横浜では会社の方が夕食をごちそうしてくれて、なぜかそこに別の会社から電話が入り内定らしい連絡(酔っていたので詳細不明)。火曜日は横浜の会社の入社試験。すぐに東京に戻って一休み。水曜日はおそらく日本人なら誰でも知っている銀行の面接。非常に疲れました。何にもする気力がないくらいに。そして、こてんぱんに打ちのめされて帰ってきました。
仙台では、どこかの通信会社の論文試験。その最中に、銀行の仙台支店から電話があって少々焦る。どうも交通費を支給するから来てほしいと言うことだった。終わってすぐに仙台支店に行って交通費と、面接のアドバイスを受ける。「君はね、まじめなんだけど少々マニアックなところがあるように見えますね。」ばっさり。面接、恐るべし。この辺で昼飯を食って(いつもながら思うのだが、これで健全な食生活といえるのか?)別の電話会社の面接。猿本が結構活躍している。いいぞ猿本。一家に一冊。家内安全、電網安全に、あなたの猿本。宣伝しても印税は入りませんね。どうでもいいことなんですが。
すぐに仙台駅から新幹線で、東京行き。福島で待ち合わせていた友人が乗り込む。横浜の会社を二人で受けに行こうって言う魂胆。東京まで2時間。東京から1時間。桜木町で降りる。さすが東北の田舎者。早速道に迷ってしまう。リクルートスーツの学生がきょろきょろしている姿。あまりいい風情ではないですね。
ホテルでスマスマをみる。久しぶりというか、アルバイトがあったおかげで初めてみたのではないか?ドリカムでした。移動距離が長いこともあって非常に眠い。
火曜日がその入社試験。英語は英検準2級程度の学力があれば楽勝。大学受験生で国立大学に入ろうとしていれば間違いなく90点は取れるでしょうね。適性試験はなんだか訳の分からないうちに終了。ついでにクレペリン検査。銀行の面接が気にかかって非常に変な曲線ができてしまいました。いいんでしょうか。面接はなんと1人10分。何かをしゃべり始めると会社側の3人が一斉にメモを取る。なんだか官房長官の会見みたいでちょっとおもしろかったですね。サミットは沖縄です。はい。
とっとと飯でも食おう、ということで、友人が泊まる蒲田で降りる。自動改札が使える、と友人は主張していたが、何となく不安だったので改札のおじさんに聞く。通れない。良かった。信じられるのは自分だけなのだ。すまん。駅の隣にあるデパートのそば屋さんで定食。そば湯が出てきた。おいしかった。
そのデパートには「王様のアイディア」があったことは必ず書いておかなければならない必須アイテムであるといっておこう。そこで一通り時間をつぶした後、神田駅の近くにとってもらったホテルに泊まる。朝飯は別料金になるということだったが、こんな銀行の本店だらけのところで朝飯が食えそうなところがあるはずもない上に、そんなところで道に迷ったりするのも面倒なので、頼んだ。事情通の先輩によるとなかなかおいしいらしいと言うのでまずは一安心。
お、西部の松坂君が投げている。でも、有料放送も見られるみたいだな。松坂君と有料放送を天秤に掛けること自体どうかとも思われたが、いくら現金で払うとはいえ、銀行でとってもらったホテルで有料放送を見た、というのは失礼に当たる。仕方なく松坂君を見て過ごす。風呂に入って、銀行のパンフレットにいろいろと書き込みながら、面接で答えるための武器弾薬をせっせと確保する。
目覚まし時計を4つかけて置いたおかげで、きちんと目が覚める。朝飯は前評判通り、なかなかおいしかった。銀行の面接が一番の今回の山場なので、結構緊張してくる。適当に身支度を整え、チェックアウト。ただし、お泊まりセットがあるので、その鞄だけホテルで預かってもらうことにする。
さすが銀行本店。警備が厳重です。ここから先は詳しく書くことがはばかられます。 個人的なことも聞かれますね。「彼女いる?」「休みは何してる?」週刊誌によく載ってそうな「芸能人の素顔」みたいなインタビューみたいでしたね。なんだか。
で、気になる結果。「機会がありましたらご連絡いたします」だそうで。まぁ、落ちたと言うことでしょう。仙台支店から本店に行けたのはあまり多くないようなので、本店まで行けたのは名誉なことでしょう。あまり悔いはないです。精一杯ぶつかってみましたから。でも、さすがに仙台の家に電話したときは、涙が出そうでしたね。落ちたと言うことを正直に言えに伝えられるかどうか、電話しながら自分でも不安でした。涙声になってしまいそうでした。でも、そんなことをしたら、荷物を持ったリクルートスーツの学生が電話しながら泣いている。しかも仙台弁丸出しで。きっと周りの人は道に迷ったかわいそうな田舎者としてしか見てくれませんね。
東京駅でやっぱり腹が減っていることに気がついた。皮肉なもんだ。やっぱりこの辺で食べる。新幹線でやっぱり涙が出そうになる。失恋したのなら格好が付くかもしれないが、就職試験に落ちたくらいで泣くこともあるまい。それにどれだけ掛けていたとしても、自分が悪い以上のものはないのだから。
仙台に近づくにつれて、雨が降っているのがわかった。そして仙台は東京よりもぐっと冷え込んでいることも。仙台駅で乗り換えの電車を待っている間、ひょっとしたら自分の知っている人がいるかもしれないと思った。できれば知られたくなかった。そっとしておいてほしかった。結局誰にも話しかけられることなく、最寄り駅に着いた。この時間なら駅員はいないので、記念に切符を持っていこうかと思った。が、今日に限って駅員がいた。東京に、銀行に、そして自分に負けたことを形に残しておくことがなんとなく自分のプライドを傷つけるような気がして、そしてそれを自分の中だけでとっておくことにして、切符を駅員に渡した。
仙台の雨は冷たかった。(なんだか向田邦子風)
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