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「絶滅が危惧される電子機器」発表される
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050208207.html
個人的には、あと数年で「FAX」は力尽きるような気がするのですが。紙をやりとりすること自体が時代遅れになっていかないですかね。来たメールを全部印刷して後生大事にしている方をたまに見かけるのですが、そのくせに紙の使い方にうるさかったり。言ってることとやってることが違うんじゃないの?と思うのはオレだけでしょうか。
話がそれました。言ってるだけでなかなか実用化されない電子ブックとか、なかなかかっこいいデザインが出てこないウエアラブルコンピュータとか、そういったものもこれから絶滅危惧種に指定されていくのだと思うのですが。あ、ちょっと違うけどブラウン管型のテレビとかディスプレイも、これから希少価値は上がっていくのでしょう。重たい、大きい、磁気に弱い。あと10年もすると、ブラウン管という言葉自体が死語になっていくのでしょう。
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「時代遅れの減価償却」、制度見直しを訴える工作機械業界
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http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/357568
時代について行けない制度ってありますね。おそらく工作機械はその典型でしょう。携帯メーカーは、組み立てるための機械の減価償却が面倒なので(期限前の消却は税金が高くなるらしい)、おばちゃんたちの手作りと聞いたことがあります。当然、不良品率は機械で組み立てるよりも高くなりますが、そんなことは気にしてられない。高い税金を払うくらいなら、おばちゃんたちに組み立ててもらった方が遙かに簡単だし、(愚痴は言うかもしれないけど)手っ取り早い。仕様変更にも柔軟に対応してもらえる。なんだかんだ言って、機械は柔軟性がない。おばちゃんたちが一番なのだという話を聞いたことがある。
法律も、機械と同じように柔軟性がないのか、それともそれを使いこなす能力がないのか。ルールは、時代によって変わっていく必要がある。それを後生大事に「不変であるべきもの」「守るべきもの」と思いこんでいたりしないのか。進むべき道に、障害があれば、それが物理原則でもない限り、変えていくことはできるはず。それで生産性が上がるなら、それが人を傷つけたり、だましたり、公害を引き起こすようなことがなければ、やってみる価値はある。法律も時代とともに変わっていくことが求められているのでしょうが、法体系が難しくて、素人にはなかなかわからない世界になりました。もうちょっとわかりやすくならんのでしょうか。
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大人気のiPod、ついに医療分野にも進出
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http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20080559,00.htm?tag=nl
音楽療法なのかな、と思っていたら、たんなるデータストレージとしての利用でした。なるほどね。携帯できるハードディスクとしては、堅牢性もあるし、電池も持つし、何より接続も簡単。あとは匿名性さえ保てれば(または逆にセキュリティさえ保てれば)、こんなに簡単なストレージはないということか。瓢箪から駒。そのうち、もうちょっと違う道にも使われるんだろうね。電子カルテはもちろん、銀行口座の明細とか、他人に知られてはまずいものは、最初から自分で持ち歩く。データを他人に保管させるから、情報が漏れる可能性がある。自分で持ち歩けばいいではないか。そんなことを考える人が出てくるんだろうな。
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通信機器からファッションアイテム--NTTドコモとおちまさと氏ら、新プロジェクト発表
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http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000047668,20080587,00.htm?tag=nl
おそらくは、iPodに代表されるような「持ち歩くモノ」が起爆剤になっているのと、車がデザインで選ばれるような「社会的に成熟した市場」に移行するためのトリガとして、ファッションアイテムというのが出てきたのだろう。よくわかっていないのだけど、この人、有名なんですか?最近は録画したトリビア以外はテレビを見ることがないので、この人がどんな人なのかよくわからないのですが、携帯の購買層である若年層の心をがっちりキャッチしてくれる人だ、とドコモは思ったんですよね?
個人的には「つんく♂」だと思っていたのですが。当該機種だけの着メロとか作曲してくれるのかなーとか思ってたのですが。
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「注文の取り消し要求殺到がシステム停止の原因」、ジャスダックが会見
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050209/155968/
オレは無実だーって言ってるのか、それとも。が、通常想定された使い方とは異なる使い方を、ソフトウエア的にやられると、こうなります。当たり前ですが。ハード的には、当然壊れるという流れになるのですが、ソフト的にはダウンする、そして破壊されたかどうかも見た目ではわかりません。論理的な破壊でしかないから。
では、ダウンしないようにしろ、という議論が当然のようにわき上がってくる。そのためにコストが膨らんでも、いいと言うことなのか、それは困ると言うことなのか。信頼性とコストはトレードオフ。だから、「安くて信頼性の高い」という条件は成立しない。したところで、えらく中途半端な信頼性と、中途半端な高コストになって終わる。システム屋ならわかる話だと思うのだが、想定外の使用を拒否するか、それとも倒れてもいいようにするか。お客様をちゃんとしらないままにシステムは作るモノではないですな。
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pharming(ファーミング)――オンライン詐欺は「釣り」から「農業」へ?
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050209/155922/
農耕民族なのか狩猟民族なのかわかりませんが、とにかく「詐欺」であることに代わりはないわけですよね。それにどんな名前を付けたとしても。援助交際と名前を変えても売春であることに代わりがないのと同じ。結局、何が言いたいのかわからないのですが、ネットを巧妙に利用した詐欺なのですから、言葉に惑わされることなく、ダマされないような技術を身につけること、そしてそれが検知できるような仕組みを取り入れることが大事なのであって、言葉の問題ではないと思うのですが、日経さん。
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大丈夫か? VoIPのセキュリティー(上)
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050215301.html
ついに来ましたか。この手の問題は、なによりも通信の秘密が本当に確保できるかどうか。加入電話のような線ではないわけだから、盗聴されてしまえばそれで終わり。ただ、信頼性を求める根拠が、加入電話の場合は「交換機がアホにならないかぎり大丈夫」というのと、「通信が暗号化されているから大丈夫」というだけの問題。根本的な技術が違うから、その信頼性の根拠が違うのは当然。だからこそ、加入電話の技術を目指して、技術屋は研究しているのでしょう。
そうそう、ネットワーク技術屋の話だけでもなくて、ちゃんと電話屋の技術も勉強しないと、この手の問題でつっこまれたときに耐えられませんよ、だって、ネットワークのプロは普通の企業には少ないけど、電話のプロは、どの企業にもいますから。
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ソフトバンクを動かしているのは誰?
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050214/156154/
ソフトバンク対NTTの戦い。そして、「天から与えられし企業」であるNTTと、自分で作り上げた企業。その違いは、いろんな所にあるだろう。ところで、ソフトバンクは孫さんというイメージがあるのだけど、なかなかNTTと言われて人のイメージがない。なぜだろう。ちなみに、社長は和田さん。
そこには「企業イメージ」としての社長というプラスの面と、「社長がダウンしたときにイメージが低下する」というマイナスの面があると思う。つまり、うまく使えなくなれば、それっきりになりかねない。つまり、NTTは企業全体としてのイメージが定着しているかわり、ソフトバンクは社長のイメージが定着していると言っていい。すると、そのイメージ戦略の転換は、ソフトバンクに取ってとんでもなく大がかりなイベントになるのだろう。逆にNTTが社長のイメージを売り込むのと同じくらいに。
その先の未来に、切磋琢磨して進んでいくのか、それとも、片方がもう片方を駆逐していくのか。すでにソフトバンクは大企業になったといっていい。NTTと肩を並べる大企業。切磋琢磨しながら、その先の未来を見せてくれることを、心から期待します。
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『iPod』専門サイト『iPodラウンジ』が急成長
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050214101.html
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最悪のブログキャンペーンを検証する
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http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep02/358892
口コミサイトを作ることが、そのまま販売数を拡大するという大きな誤解と、大きな成功を比べてみた。つまり、企業が口コミサイトを作るときに、純粋培養サイトを作ろうということなのか、それとも、個人が勝手にサイトを立ち上げて、何があってもそのコミュニティに任せるのか。立ち上げたのが企業なのか個人なのかという違いはあるにしても、悪いところを正直に認める(受け入れる)ことが可能かどうか。その企業(個人)の包容力というか、製品に対する自信が試されるに違いない。
純粋培養サイトを作るとしても、それが本当にいいことなのか。コミュニティによる自浄作用が常に正常に働く保証もない。だから、完全に対応できる方法は存在しない。ただいえるのは、実際にサイトを作っていく時に、どの立場に立ってモノを言うのか、というだけのような気がする。つねにサイトを作るときは利用者の立場に立って話をしないと、不便な点だけが見えてくるようになるし、上から押しつけられているような気がする。それを忘れてコミュニティサイトを作っても、あんまり意味がない。
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その災害対策は機能しない
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/NC/ITARTICLE/20050207/155804/
これも正解がない。今ある資材、今ある資源を使って、何を当面のゴールにするのか。優先度をどうやって付けていくのか。ただ、この手の問題で一番大きな問題は、常に組織が有効に機能しているとはいえない点。社長がいる時間に災害が発生するとはいえないし、なにより通信機能が途絶しているときに、遠隔地にあるセンターと連絡が取れる保証もない。もっと雑な言葉を言えば、機転が利くかどうか。そのときのその人の判断が、すべてを決める。マニュアルに細かく決めたところで、それが有効に働くかどうかもわからない。
やっぱり、テーマは「人」。
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津波警報技術:「誤報の多さ」をどう解消するか
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050216303.html
誤報も問題だけど、その事実を知ったあとの人々の行動も気になります。つまり、津波というのがどういう現象なのか(今回の大津波である程度はわかったみたいだけど)、ちゃんと教える必要がある。火事とか地震と違って、津波自体のメカニズムを知らない人も多いのでは。
普通に歩いている人に、高さ30センチの波がおそってきたら、普通の人は足をすくわれて歩けなくなるに違いない。そして、引き波に持って行かれてしまって、二度と戻ることはできないだろう。でも、その怖さをどれだけの人が知っているか。
教育にまさるシステムはない、と書いてある。その通りだと思う。だから、テーマは「人」。
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第23回 標準プロセスを理解する大切さ
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NIP/skillup/20050215/156182/
標準語ってなんでしょう。システム屋にとっての標準語をきちんと整理することが大切だと言われています。確かに、お医者さんの世界では外科と内科で専門用語の登場頻度は違うとしても、おそらく用語は一緒でしょう。車の世界でも、エンジンはエンジンだし、ハンドルはハンドルでしょう。でも、設計は設計でも、概要を設計するのか、それともシーケンス図を設計するのかは、やっぱり粒度が異なる。だから、用語を統一することは基本中の基本だ、と言いたいのだろう。
でも、モノを作るのとは違う。見えないものをつくりあげるのだから、必然的に開発手法は企業秘密になるのではないか。その定義をはっきりさせることと、それを秘密にして守り抜くことの方が、個人的には何より大切なのだと思うのだけど。
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『セグウェイ』がロボットになって戦場へ
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http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050217301.html
まだロボットが登場していない今だから、まだまだセグウェイでいいのかもしれないけど、そのうち、ロボットが地上戦を戦うことになるのだろうか。ううむ。オレにはよくわからない。ロボット3原則に従えば、ロボットは人を殺すことはできない。まぁ、そんなことを言ったところで、殺人ロボットが開発されてしまえば終わりなのだが。
人間を支援することが主体に置かれているロボットが、自立的に行動できるようになると、どうなるんだろうか。やっぱり、人間の指示に従うことをプログラミングされるのだろうか。そして、そのロジックにバグはないのだろうか。
映画の世界を心配するには、まだまだ早い気はするが。
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ネット重視に舵を切った海老沢NHK前会長の功罪
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050216/156261/
途中でどんなことをしたって、結局最後に問題を起こしてやめてしまえば、こうやって取り上げられるのを待つしかないと言うことなんでしょうな。しかも、「あの事件で問題になった」という前提付きで取り上げられて、「でもこういうことをした人なんです」という紹介があとに続く。田中角栄も同じですな。
ただ、気になるのは、「途中経過」であれ「成果」であれ、それ自体輝かしい成績を残しているのだとしても、結局、最後に悪いことをするような人が、本当にすばらしい人なんだろうか、ということ。最後の悪事で有名になるのはわからなくもないが、それ以上の成果を上げて、きれいにやめていくことが、何より大切だと思うのは、オレだけでしょうか。
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「セクシーな職業ランキング」発表--IT技術者は何位?
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http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20080730,00.htm?tag=nl
「知的なことをセクシーというのであれば」って言ってますが、知的なことは知的なことであって、セクシーとはちょっと次元が違いますね。残念ですが。もっとも、家に帰れないとか、メガネくんとか、なんかそんな感じのするSE(本文中ではIT技術者)が多いですからね。知的かどうかという点からちゃんと考えないと、セクシーどころか、それ以前に人間としてどうかと思ってしまいます。はい。
椿鬼奴になんか言ってほしいですな。この記事について。
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シマンテックCEO:「マイクロソフトなんか怖くない」
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http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20080726,00.htm?tag=nl
製品の脆弱性をねらったセキュリティホールに対する「穴ふさぎ」のための製品がセキュリティ製品だという定義をしたら、マイクロソフトはまさしくマッチポンプ企業といっていい。自社製品の穴を塞ぐための製品を、自社でさらに販売しようとしているのだから、はっきり言えば「始末が悪い」。
消費者が、「マイクロソフトのウイルス駆除ソフト」をどう評価するのか、という点も気になる。しかも、それに対して、お金を出して買うと言うことに対して、どう評価するのか、ということも。そういうことよりも先に、脆弱性をちゃんとつぶしてから製品を出荷しろよ、と思うのはオレだけなんでしょうか。
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この日記は、GNSを使用して作成されています。